特許
J-GLOBAL ID:200903032253915395
廃棄物の乾留ガス化焼却処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 辰彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-305067
公開番号(公開出願番号):特開平5-141639
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】燃焼炉における可燃性ガスの燃焼が、廃棄物を乾留して可燃性ガスを生ぜしめるガス化炉等に伝播して逆火が生じるのを防止することができる廃棄物の乾留ガス化焼却処理装置を提供する。【構成】廃棄物Aを乾留して可燃性ガスを生ぜしめるガス化炉1と、可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉2と、廃棄物Aの燃焼及び乾留に必要な酸素をガス化炉1に供給する酸素供給手段3と、可燃性ガスの燃焼温度を検知する温度センサ26と、ガス化炉1及び燃焼炉2の間のガス通路28における酸素量を検知する酸素センサ34とを備える。酸素供給手段3は廃棄物Aの乾留時に可燃性ガスの燃焼温度を略一定に維持するようにガス化炉1に酸素を供給する一方、酸素センサ34により検知される酸素量が所定値を越えたときにガス化炉1への酸素供給を停止する。
請求項(抜粋):
廃棄物を収納すると共に、該廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾留して可燃性ガスを生ぜしめるガス化炉と、該ガス化炉からガス通路を介して導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉と、前記ガス化炉に収納された廃棄物に着火する着火手段と、前記燃焼炉における前記可燃性ガスの燃焼温度を検知する温度検知手段と、前記ガス化炉に収納された廃棄物の一部の燃焼及び乾留の開始後に、前記温度検知手段により検知される前記可燃性ガスの燃焼温度を上昇させて所定の温度で略一定に維持するように該廃棄物の一部の燃焼及び残部の乾留に必要な酸素を該ガス化炉内に供給する酸素供給手段とを備えた乾留ガス化焼却処理装置において、前記ガス化炉から前記燃焼炉に導入される可燃性ガスに混合している酸素量を検知する酸素検知手段が前記ガス通路に設けられ、前記酸素供給手段は、該酸素検知手段により検知された酸素量が所定値を越えたときに前記ガス化炉への酸素の供給を停止することを特徴とする廃棄物の乾留ガス化焼却処理装置。
IPC (4件):
F23G 5/50
, C10J 3/00
, F23G 5/027
, C10B 53/00
前のページに戻る