特許
J-GLOBAL ID:200903032254482069

カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 衡田 直行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-171849
公開番号(公開出願番号):特開2006-346512
出願日: 2005年06月13日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】工程及び薬剤の数が少なく、しかも簡易な操作によって、カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末から、カルシウム成分と鉛成分を分別して回収することのできる処理方法を提供する。【解決手段】本発明の処理方法は、(A)カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末と、水と、硫酸を混合して、液性をpH1〜4に調整し、固体分である硫酸カルシウムを含むスラリーを得る工程と、(B)工程(A)で得られたスラリーに硫化剤(水硫化ソーダ)を加えて、固体分である硫酸カルシウム及び硫化鉛を含むスラリーを得る工程と、(C)工程(B)で得られたスラリーに捕収剤(ザンセート)及び起泡剤(メチルイソブチルカルビノール)を加えて、浮遊選鉱を行ない、硫化鉛を主成分とする浮鉱と、硫酸カルシウムを主成分とする沈鉱を得る工程を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(A)カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末と、水と、硫酸を混合して、液性をpH1〜4に調整し、固体分である硫酸カルシウムを含むスラリーを得る硫酸カルシウム生成工程と、 (B)工程(A)で得られた前記スラリーに硫化剤を加えて、固体分である硫酸カルシウム及び硫化鉛を含むスラリーを得る硫化鉛生成工程と、 (C)工程(B)で得られたスラリーに捕収剤及び起泡剤を加えて、浮遊選鉱を行ない、硫化鉛を主成分とする浮鉱と、硫酸カルシウムを主成分とする沈鉱を得る鉛・カルシウム分離工程と、 を含むことを特徴とするカルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末の処理方法。
IPC (6件):
B03D 1/001 ,  B03D 1/06 ,  C22B 26/20 ,  B09B 3/00 ,  C22B 13/00 ,  C22B 3/44
FI (7件):
B03D1/02 C ,  B03D1/06 ,  C22B26/20 ,  B09B3/00 304G ,  C22B13/04 ,  C22B3/00 R ,  C22B3/00 S
Fターム (21件):
4D004AA37 ,  4D004AB03 ,  4D004AC05 ,  4D004BA02 ,  4D004BA05 ,  4D004CA10 ,  4D004CA13 ,  4D004CA34 ,  4D004CA35 ,  4D004CC06 ,  4D004CC11 ,  4D004CC12 ,  4D004CC15 ,  4D004DA03 ,  4D004DA10 ,  4K001AA20 ,  4K001AA36 ,  4K001BA14 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24 ,  4K001DB25
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 飛灰の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-024238   出願人:三菱マテリアル株式会社
審査官引用 (2件)

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