特許

J-GLOBAL ID：200903032257628307

フランジ成形性に優れた成形加工用アルミニウム合金板およびその製造方法

発明者： 照田 伸二 ,  田尻 彰
出願人/特許権者： スカイアルミニウム株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-166973
公開番号（公開出願番号）：特開平5-331588
出願日： 1992年06月01日
公開日（公表日）： 1993年12月14日
要約：

【要約】【目的】 強度及び成形加工性に優れ、しかも成形加工後のベーキング後の成形性に優れ、特にDI缶の缶胴材等に好適な塗装焼付け処理後のフランジ成形性に優れたAl-Mg-Mn系アルミニウム合金硬質板を提供する。【構成】 Mg:0.5〜2.0%、Mn:0.6〜1.4%、Fe:0.3〜1.0%、Si:0.15〜0.5%およびTi:0.005〜0.20%を単独であるいはB:0.0001〜0.05%とともに含有し、1≦Mn/Fe≦2.5、3≦Mn/Si≦4、1%≦Fe+Mn≦2%の条件を満たし、さらにCu:0.05〜0.5%、Cr:0.05〜0.3%、Zn:0.1〜0.5%のうちの1種以上を含み、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、板表面における5μm以上の金属間化合物が100〜200個/0.2mm2存在し、Mn固溶量が0.16%以下であるアルミニウム合金板。

請求項（抜粋）：

重量%で(以下、同じ)、Mg:0.5〜2%、Mn:0.6〜1.4%、Fe:0.3〜1%、Si:0.15〜0.5%、組織微細化・安定化のためにTi:0.005〜0.2%を単独であるいはB:0.0001〜0.05%とともに含有し、1≦Mn/Fe≦2.5、3≦Mn/Si≦4、1%≦Fe+Mn≦2%の条件を満たし、さらにCu:0.05〜0.5%、Cr:0.05〜0.3%、Zn:0.1〜0.5%のうちの1種または2種以上を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、板表面における5μm以上の金属間化合物が100〜200個/0.2mm2存在し、Mn固溶量が0.16%以下であることを特徴とする成形性特にDI成形加工後のフランジ成形性に優れた成形加工用アルミニウム合金板。

IPC (2件)：

C22C 21/06 ,  C22F 1/04

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平1-198454
  
• 特開昭61-235532
  
• 特開平4-272151