特許
J-GLOBAL ID:200903032259203672

フレキシブル容器及びその形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061658
公開番号(公開出願番号):特開平10-005309
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】混合の前後における状態を外部から目視により観察できるようにした薬剤混合容器を提供する。【解決手段】フレキシブルなフロントシート12と、これに周縁でシール16されるフルキシブルなリアシートとを主体とし、少くともこれらの一方を透明となし、シール部分の両側間に亘って延び各シートを分離可能に結合して希釈剤を収容する区画室18を形成する剥離可能な第一のシールと、シール部分の両側間に亘って延び各シートを分離可能に結合して出口部区画室と希釈剤区画室との中間に薬剤を収容し、且つ出口部区画室が、希釈剤と薬剤とが夫々の区画室に収容されている時は空の状態におかれ、第一のシールの破断後の希釈剤及び薬剤の混合によって形成された混合液に対する液圧により破断され、希釈剤及び薬剤溶液が出口部に流れ込むことを可能とする第二の剥離可能なシールとをもって構成した。
請求項(抜粋):
フレキシブルで透明なフロントシートと、共通の周辺縁部でフロントシートにシールされたフレキシブルなリアシートと、前記共通の周辺縁部の両側間に延び且つ透明な前記フロントシートとリアシートとを分離可能に結合し、希釈剤を収容する区画室を形成し、希釈剤区画室を操作して生じる液圧により破断可能にする第一の剥離可能なシールと、前記共通の周辺縁部の両側間に延び、且つ透明な前記フロントシートとリアシートとを分離可能に結合して出口部区画室及び出口部区画室と希釈剤区画室との中間に薬剤を収容する区画室を形成し、前記出口部区画室が、希釈剤と薬剤とが夫々の区画室に収容されている時は空の状態におかれ、第一の剥離可能なシールの破断後の希釈剤及び薬剤の混合によって形成された希釈剤及び薬剤の溶液の操作によって生じる液圧によって破断可能となり、希釈剤及び薬剤溶液が出口部に流れ込むことを可能とする第二の剥離可能なシールと、出口部区画室と連通しており且つフロントシートと接合し、リアシートがフロントシートに対し完全に潰れて希釈剤及び薬剤溶液が容器から出て容器が空になる出口部とから成ることを特徴とする点滴静脈注入(IV)溶液用の薬剤及び希釈剤の貯蔵及び投与を組合せたフレキシブル容器。

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