特許
J-GLOBAL ID:200903032267017527

2色成形品の製造方法及び製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-329797
公開番号(公開出願番号):特開2003-127173
出願日: 2001年10月26日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】 表皮貼り合せ成形品と樹脂単体成形品とからなる2色成形品の製造方法及び製造装置であって、成形金型設備、工程数を削減でき、軽量化を図るとともに、合わせ部の見栄えを良好に維持できる2色成形品の製造方法及び製造装置を提供する。【解決手段】 製造装置40は、所定ストローク上下動可能な成形上型50と、2機の射出機70,71を接続した成形下型60と、表皮貼り合せ成形品20と樹脂単体成形品30との境界部分に沿って成形下型60に設けた凹溝65内に収容される可動部材Aとを備え、この可動部材Aにより表皮22の端末部分を保持する機能と、表皮貼り合せ成形品20における溶融樹脂M1の堰止め機能をもたせ、可動部材Aを凹溝65から退避させ、表皮貼り合せ成形品20と樹脂単体成形品30との接合部分の成形を可能とする。
請求項(抜粋):
表皮貼り合せ成形品(20)と、樹脂単体成形品(30)とを同一金型で一体成形してなる2色成形品(10)の製造方法であって、前記表皮貼り合せ成形品(20)と、樹脂単体成形品(30)との境界部に沿って下型(60)に設けられている凹溝(65)に沿って表皮貼り合せ成形品(20)における表皮(22)の端縁をガイドさせて表皮(22)を成形下型(60)の型面上にセットするとともに、凹溝(65)に設けた可動部材(A)により、表皮(22)の端縁部分を保持する表皮のセット工程と、成形下型(60)に接続された第1の射出機(70)を通じて第1の溶融樹脂(M1)を成形下型(60)上にセットされた表皮(22)の下面側から第1のキャビティ(C1)内に射出するとともに、成形上型(50)を成形下型(60)に対して型締めして、表皮貼り合せ成形品(20)を成形する表皮貼り合せ成形品の成形工程と、成形下型(60)の凹溝(65)に設けられている可動部材(A)が可動してスペースを形成するとともに、成形下型(60)に接続された第2の射出機(71)を通じて第2の溶融樹脂(M2)を成形上下型(50,60)に形成された第2のキャビティ(C2)内に射出して樹脂単体成形品(30)を表皮貼り合せ成形品(20)と一体に成形する樹脂単体成形品の成形工程と、からなることを特徴とする2色成形品の製造方法。
IPC (2件):
B29C 45/16 ,  B29L 9:00
FI (2件):
B29C 45/16 ,  B29L 9:00
Fターム (7件):
4F206AG28 ,  4F206AH26 ,  4F206JA07 ,  4F206JB13 ,  4F206JB22 ,  4F206JB28 ,  4F206JQ81

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