特許
J-GLOBAL ID:200903032270907614

3区画型空気予熱器用のセクタ板及びシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-504437
公開番号(公開出願番号):特表平9-508697
出願日: 1996年06月12日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】3区画型の空気予熱器は、一次空気用セクタ部と煙道ガス用セクタ部との間及び二次空気用セクタ部と煙道ガス用セクタ部との間の2つのセクタ板を包含し、この2つのセクタ板は二重半径方向シールを形成するような大きな寸法である。しかしながら、一次空気用セクタ部と二次空気用セクタ部との間のセクタ板は小さく、一重半径方向シールを形成する。この小さなひとつのセクタ板は、一次空気用セクタ部と二次空気用セクタ部との間の漏洩を増大させる犠牲を払うが、空気予熱器を通しての圧力降下を減少せしめる。また、一次空気用セクタ部と二次空気用セクタ部との間の軸方向シールは、二重シール寸法に維持するようにすることができる。
請求項(抜粋):
1 ロータハウジングと、このロータハウジング内に設けられたロータであって、ロータ内に複数のコンパートメントを形成する複数の半径方向に延びる仕切り及びこれら仕切りの軸方向縁に沿って延びる複数の半径方向シールを有するロータと、空気予熱器の軸方向の両端に設けられ、空気予熱器を煙道ガス用セクタ部、一次空気用セクタ部及び二次空気用セクタ部に分割する3つのセクタ板とを包含する3区画型の回転再生式空気予熱器用のシール装置において、前記煙道ガス用セクタ部と前記一次空気用セクタ部及び前記二次空気用セクタ部との間の2つの前記セクタ板はそれぞれ常に2つの前記半径方向シールに係合するような寸法であるが、前記一次空気用セクタ部と前記二次空気用セクタ部との間の前記セクタ板は特定の時間でひとつのみの前記半径方向シールに係合するような寸法であることを特徴とするシール装置。2 請求項1記載のシール装置において、更に、前記ロータの外周まわりに互いに間隔を置いて設けられた複数の軸方向シールと、前記ロータハウジングの内側で3つの前記セクタ部との間にそれぞれ設けられて、前記軸方向シールに係合する3つの軸方向シール板とを包含し、前記軸方向シール板の各々は常に2つの前記軸方向シールに係合するような寸法であることを特徴とするシール装置。
IPC (2件):
F28D 19/04 ,  F23L 15/02
FI (3件):
F28D 19/04 A ,  F23L 15/02 ,  F28D 19/04 H

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