特許
J-GLOBAL ID:200903032275216563
脈波検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-269596
公開番号(公開出願番号):特開平6-090912
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 脈波センサの生体表面に対する押圧力を最適押圧力に維持して圧脈波の検出を開始した後において、脈波センサの押圧状態が適切であるか否かを好適に判定し得る脈波検出装置を提供する。【構成】 ステップS2で脈波センサの押圧力を最適押圧力にホールドした後に、全圧力検出素子から得られた各圧脈波の最低値を素子配列方向に結ぶ最低値トノグラム曲線をステップS9で逐次決定する。最適押圧力ホールド直後の基準曲線に対するその後の曲線の変化パターンを判断するための第1面積値SL,SM,SRをステップS14で算出し且つその基準曲線に対するその後の曲線の変化量を表す第2面積値SをステップS15で算出し、それら第1面積値および第2面積値に基づいて脈波センサの押圧状態の適否を判定する。
請求項(抜粋):
複数の圧力検出素子が配列された押圧面を有し、生体の表面の動脈上に該圧力検出素子の配列方向が該動脈と交差するように押圧される脈波センサと、該脈波センサの押圧面を該生体の表面の動脈上に押圧する押圧手段と、該脈波センサの押圧力を連続的に変化させる過程で該圧力検出素子から出力される脈波信号に基づいて最適押圧力を決定し且つ該脈波センサの押圧力を該最適押圧力に維持する押圧力制御手段とを備え、該最適押圧力において前記圧力検出素子から出力される脈波信号に基づいて前記動脈から発生する圧脈波を逐次検出する形式の脈波検出装置であって、前記脈波センサの押圧力が最適押圧力に維持された後に、前記圧脈波の最低値を表す最低値軸と前記複数の圧力検出素子を表す圧力検出素子軸とから成る二次元座標において、該複数の圧力検出素子から得られた各圧脈波の最低値を結ぶ最低値トノグラム曲線を逐次決定する最低値トノグラム曲線決定手段と、該最低値トノグラム曲線決定手段により決定された最低値トノグラム曲線の変化に基づいて、前記脈波センサの前記生体の表面に対する押圧状態が適切であるか否かを判定する押圧状態判定手段とを含むことを特徴とする脈波検出装置。
引用特許:
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