特許
J-GLOBAL ID:200903032287865451
ストロボ内蔵カメラ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-089661
公開番号(公開出願番号):特開平8-286226
出願日: 1995年04月14日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】撮影時の焦点距離の変化に対応して、ストロボ光の露光量を切り替える切替距離を変化させ、像面の露光量が適正になるようにストロボ光を制御するストロボ内蔵カメラを提供することを目的とする。【構成】測光部は撮影視野内の輝度を測定し、測距部は主要被写体までの距離を測定し、焦点距離検出部は撮影レンズの焦点距離を検出している。そして、ストロボ光制御部は、これらのパラメータを基にストロボ光による露光量を標準露光量から段階的に減少させる常時発光制御を行っている。主要被写体までの距離に基づいてストロボ光による露光量の減少量を切り替える時の距離をストロボ切替距離とすると、前記ストロボ光制御部は、撮影時の焦点距離が長くなるにつれて前記ストロボ切替距離を長くするようにしている。撮影焦点距離が長くなると、それに応じて画角内に占める主要被写体の割合が大きくなり、結果としてストロボ光の寄与の程度が大きくなるので、これに対応してストロボ切替距離を長くすることにより、像面での主要被写体の露光量を適正に保つことができる。
請求項(抜粋):
撮影視野内の輝度を測定する測光部と、前記撮影視野内の主要被写体までの距離を測定する測距部と、撮影レンズの焦点距離を検出する焦点距離検出部と、所定のシャッター開放時間で最適な露光が得られる外光輝度を基準外光輝度とすると共にこのときの露光量を標準露光量とすると、前記測光部で測定した輝度に基づいて前記基準外光輝度以上の輝度の外光下で撮影する場合に前記標準露光量が得られるように絞り羽根兼用シャッターを開閉する自動露光機構と、前記シャッターの開閉動作と連動して常時発光すると共に、その発光による露光量を前記測光部で測定した輝度、前記測距部で測定した距離及び前記焦点距離検出部で検出した焦点距離に基づいて前記標準露光量から段階的に減少させるストロボ光制御部と、を備え、前記ストロボ光制御部は、前記測距部で測定した距離に基づいてストロボ光の露光量を減少させるときにその減少量を切り替える距離をストロボ切替距離とすると、撮影時の焦点距離が長くなるにしたがって前記ストロボ切替距離を長くしたことを特徴とするストロボ内蔵カメラ。
IPC (4件):
G03B 7/16
, G03B 7/28
, G03B 9/70
, G03B 15/05
FI (4件):
G03B 7/16
, G03B 7/28
, G03B 9/70 Z
, G03B 15/05
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