特許
J-GLOBAL ID:200903032287880680

バス・アービタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-149631
公開番号(公開出願番号):特開平11-338820
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 複数のPCIデバイスがPCIバスを介してデータの送信をリアルタイムに実行できるように、各PCIデバイスからのバス要求を調停するバス・アービタを提供する。【解決手段】 使用済みバッファ・サイズ管理部101は、PCIデバイス111 〜113 に設けられた各バッファ111の使用済みバッファ・サイズ(バッファに蓄積されているデータ量)が予め決められたしきい値以上となったことを検出する。バス使用権決定部102は、バス要求を行ったPCIデバイス111 〜113 の中からいずれかのデバイスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えることを決定するが、その際、全てのバッファ111の使用済みバッファ・サイズがしきい値未満である場合、最も高い優先度を付与されたデバイスを選択し、いずれかのバッファ111の使用済みバッファ・サイズがしきい値以上となった場合、そのバッファ111が設けられたデバイスを選択する。
請求項(抜粋):
ローカル・バスに接続された複数のデバイスからのバス要求を調停するバス・アービタであって、各前記デバイスには、それぞれ優先度が付与されると共に、受信したデータを一時記憶するためのバッファが設けられ、各前記デバイスは、外部からデータを受信すると、そのデータをいったん当該デバイスに設けられたバッファに書き込んでバス要求を行い、バス使用権を与えられてバス・マスタとなると、当該バッファからデータを読み出して、そのデータを前記ローカル・バスを介して送信するように構成されており、各前記バッファの使用済みバッファ・サイズが予め決められたしきい値以上となったことを検出する使用済みバッファ・サイズ管理手段と、バス要求を行った前記デバイスの中からいずれかのデバイスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えることを決定するバス使用権決定手段とを備え、前記バス使用権決定手段は、全ての前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記しきい値未満である場合、バス使用権を与える対象として、バス要求を行った前記デバイスの中から最も高い優先度を付与されたデバイスを選択し、いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記しきい値以上となった場合、当該バッファが設けられたデバイスを選択することを特徴とする、バス・アービタ。
IPC (2件):
G06F 13/362 510 ,  G06F 13/38 310
FI (2件):
G06F 13/362 510 G ,  G06F 13/38 310 D

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