特許
J-GLOBAL ID:200903032288284924

楽音合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-221826
公開番号(公開出願番号):特開平6-067674
出願日: 1992年08月20日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 減衰音の音高を連続して制御することができる楽音合成装置を実現する。【作用】 DSP15は、遅延の整数部が増加しつつ切替わる場合にオールパスフィルタ4の遅延レジスタ45をリセットすると共に、小数段遅延量がほぼ0になるオールパス係数cを発生する。一方、遅延の整数部が減少しつつ切替わる場合に遅延レジスタ45に前サンプリング時の値をセットすると共に、小数段遅延量が1段遅延となるオールパス係数cを発生するので、閉ループ内を循環する楽音信号の振幅変化を全く生じさせずに滑らかに遅延量を変化させる。
請求項(抜粋):
入力信号をサンプリング周期に応じて整数段遅延して出力する遅延手段と、遅延レジスタおよび乗算器を備え、この乗算器に供給されるオールパス係数に応じて前記遅延手段の出力を小数段遅延して出力するオールパスフィルタとを備え、該オールパスフィルタの出力を前記入力信号として帰還するようにした閉ループ回路を有する楽音合成装置において、前記閉ループ回路内に要求される全遅延量の整数部に相当する前記整数段遅延と該全遅延量の小数部に相当する前記小数段遅延とを算出する遅延算出手段と、前記遅延手段に前記整数段遅延を指示すると共に、前記小数段遅延に対応する前記オールパス係数を前記オールパスフィルタに供給する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記整数部が増加しつつ切替わる場合に前記遅延レジスタをリセットすると共に、前記小数段遅延がほぼ0になるオールパス係数を発生し、一方、前記整数部が減少しつつ切替わる場合に前記遅延レジスタに前サンプリング時の値をセットすると共に、前記小数段遅延が1段遅延となるオールパス係数を発生することを特徴とする楽音合成装置。
IPC (2件):
G10H 7/10 ,  G10K 15/12
FI (2件):
G10H 7/00 531 ,  G10K 15/00 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-140997
  • 特開平3-221997

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