特許
J-GLOBAL ID:200903032291840153

ボール・ころ併用リニアガイド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-188126
公開番号(公開出願番号):特開平7-042734
出願日: 1993年07月29日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】上方荷重の負荷容量が大きく、かつコンパクトで、更に負荷ボールの予圧調整を容易に行うことができるボール.ころ併用リニアガイド装置を提供する。【構成】ころ26を案内レール11の上方に配置して上方荷重の負荷容量を向上させるとともに、スライダ12の内側面に設けた負荷ボール転動溝16の溝底部からスライダ本体12Aの袖部20の幅方向に切り込んだスリット21を形成してスライダ本体袖部20にばね性を付与し、そのばね性で負荷ボール転動溝16内に装填されたボール33に定圧予圧を付与する。スリット21の大きさで負荷ボールの予圧調整を容易に行うことができる。
請求項(抜粋):
外面に軸方向に延びる負荷ころ軌道面と該ころ軌道面に平行な軸方向の負荷ボール転動溝とを有して延長された案内レールと、該案内レール上に跨架されるとともに前記負荷ころ軌道面及び前記負荷ボール転動溝をそれぞれ転動する転動体の転動を介して案内レールに沿い移動可能なスライダとを備えたボール・ころ併用リニアガイド装置において、前記案内レールの平坦な上面に前記負荷ころ軌道面を形成するとともに、前記案内レールの側面に前記負荷ボール転動溝を形成し、前記スライダの内面に前記負荷ころ軌道面に対向させた負荷ころ転動溝及び前記負荷ボール転動溝に対向させた負荷ボール転動溝を形成するとともに、スライダ肉厚部に該負荷ボール転動溝に平行なボール循環路及び前記負荷ころ転動溝に平行するころ循環路を形成し、前記負荷ボール転動溝とボール循環路とを連通させる第1の湾曲路及び前記負荷ころ転動溝ところ循環路とを連通させる第2の湾曲路をそれぞれ形成したエンドキャップを前記スライダ本体の端部に接合して前記ころと前記ボールとの無限循環経路をそれぞれに形成し、且つスライダ本体内面の前記負荷ボール転動溝の溝底部からスライダ本体の袖部の幅方向に切り込んだスリットをスライダ本体の全長にわたって形成してスライダ本体袖部にばね性を付与し、当該ばね性で案内レールとスライダとの対向した負荷ボール転動溝内に装填されたボール列に定圧予圧を与える構成としたことを特徴とするボール・ころ併用リニアガイド装置。
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭61-180016
  • 特開昭61-180016
  • 特開昭61-180017
全件表示

前のページに戻る