特許
J-GLOBAL ID:200903032293920820
血液成分への結合体化を介するペプチダーゼ活性からの内因性治療用ペプチドの保護
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-618316
公開番号(公開出願番号):特表2003-508350
出願日: 2000年05月17日
公開日(公表日): 2003年03月04日
要約:
【要約】インビボでペプチダーゼ活性からペプチドを保護するための方法であって、このペプチドは、2個と50個との間のアミノ酸との間で構成されかつC末端およびN末端ならびにC末端アミノ酸およびN末端アミノ酸を有する、方法が記載される。この方法の第1工程において、このペプチドは、反応性基を、C末端アミノ酸、N末端アミノ酸、またはこのN末端とC末端との間に位置するアミノ酸に結合させることによって改変され、その結果、この改変されたペプチドは、血液成分上の反応性官能基とインビボで共有結合を形成し得る。次の工程において、共有結合は、反応性基と血液成分上の反応性官能基との間で形成され、ペプチド-血液成分結合体を形成し、それによってペプチターゼ活性からこのペプチドを保護する。この方法の最終工程は、ペプチド-血液成分結合体の安定性を分析し、ペプチターゼ活性からのこのペプチドの保護を評価する工程を包含する。
請求項(抜粋):
3個と50個との間のアミノ酸を含有するペプチターゼ安定化治療用ペプチドを合成する方法であって、該ペプチドは、カルボキシ末端アミノ酸、アミノ末端アミノ酸、治療的に活性な領域および治療的により低い活性の領域を有し、該方法は、以下の工程: a)該治療用ペプチドが、システインを含まない場合、該カルボキシ末端アミノ酸から該ペプチドを合成し、そして反応性基を該カルボキシ末端アミノ酸に付加するか、または末端リジンを該カルボキシ末端アミノ酸に付加しかつ該反応性基を該末端リジンに付加する工程であって、該反応性基は、血液成分上のアミノ基、ヒドロキシル基、またはチオール基と反応して安定な共有結合を形成し得る、工程;または b)該治療用ペプチドがシステインのみを含む場合、該反応性基を該治療的により低い活性の領域のアミノ酸に付加する前に、保護基と該システインを反応させる工程;または c)該治療用ペプチドが、ジスルフィド架橋として2つのシステインを含む場合、該2つのシステインを酸化し、そして該反応性基を該アミノ末端アミノ酸、または該カルボキシ末端アミノ酸、または該カルボキシ末端アミノ酸と該アミノ末端アミノ酸との間に位置するアミノ酸に付加する工程;または d)該治療用ペプチドが、ジスルフィド架橋として2より多くのシステインを含む場合、該ジスルフィド架橋における該システインを連続的に酸化し、そして該反応性基の該カルボキシ末端アミノ酸への付加の前に該ペプチドを精製する工程;を包含する、方法。
IPC (6件):
C07K 14/00 ZNA
, A61K 47/42
, A61K 47/48
, A61P 5/00
, C07K 1/14
, A61K 38/00
FI (6件):
C07K 14/00 ZNA
, A61K 47/42
, A61K 47/48
, A61P 5/00
, C07K 1/14
, A61K 37/02
Fターム (22件):
4C076CC30
, 4C076EE41Q
, 4C076EE59Q
, 4C084AA03
, 4C084DC50
, 4C084NA03
, 4C084NA14
, 4C084ZC031
, 4H045AA20
, 4H045BA12
, 4H045BA13
, 4H045BA14
, 4H045BA15
, 4H045BA16
, 4H045BA17
, 4H045BA18
, 4H045BA19
, 4H045BA41
, 4H045BA50
, 4H045CA42
, 4H045EA20
, 4H045FA33
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (6件)
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J. Immunol. Methods, 1988, Vol.111, pp.1-9
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FEBS Letters, 1988, Vol.239, pp.18-22
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J. Biol. Chem., 1990, Vol.265, No.12, pp.6874-6878
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Arch. Pharm. Pharm. Med. Chem., 1998, Vol.331,No.2, pp.47-53
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Biol. Pharm. Bull., 1998, Vol.21, No.1, pp.56-61
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Bioconjugate Chemistry, 1994, Vol.5, pp.248-256
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