特許
J-GLOBAL ID:200903032297945305

車室内騒音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-315317
公開番号(公開出願番号):特開平7-168582
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 スピーカの再生能力を越えた出力を有効かつ素早く防止することのできる車室内騒音低減装置を提供する。【構成】 Ig パルスをプライマリソースPS とし適応フィルタ3のフィルタ係数Wと畳み込み積和しスピーカ8から受聴点の騒音への相殺音として出力する。騒音低減状態はエラーマイク9でエラー信号として検出しLMS演算回路5に入力する。LMS演算回路5はCMN0 回路4を介し入力されたプライマリソースPS とエラー信号から係数修正量を求めフィルタ係数Wを更新する。一方、適応フィルタ3の出力は出力信号モニタ回路6aでモニタし出力信号比較回路6bでモニタ信号Sm と最大出力値βとの比較を行いSm <βの際は通常の制御を行いSm ≧βの際はフィルタ係数Wが小さくなるようα選択設定回路11aでαメモリ回路11bから更新率補正係数αを選択しLMS演算回路5に設定する。
請求項(抜粋):
エンジン振動と相関の高い騒音振動源信号(Ps )を適応フィルタによりキャンセル信号として合成するキャンセル信号合成手段(3)と、上記キャンセル信号を騒音に対する相殺音として音源から発生する相殺音発生手段(8)と、受聴点における騒音低減状態を誤差信号として検出する誤差信号検出手段(9)と、上記騒音振動源信号(Ps )と上記誤差信号とに基づき上記適応フィルタのフィルタ係数(W)を更新するフィルタ係数更新手段(5)と、上記キャンセル信号合成手段(3)からの上記キャンセル信号をモニタし、このモニタ信号(Sm )と予め設定しておいた最大出力値(β)とを比較するキャンセル信号比較手段(6)と、上記キャンセル信号比較手段(6)での比較結果に基づき上記フィルタ係数更新手段(5)の上記フィルタ係数(W)の更新率を選択的に設定する係数更新率選択設定手段(11)とを備えたことを特徴とする車室内騒音低減装置。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  H03H 17/02 ,  H03H 21/00

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