特許
J-GLOBAL ID:200903032300340436

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  佐藤 辰彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-068419
公開番号(公開出願番号):特開2006-252973
出願日: 2005年03月11日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】冷却媒体流路に空気が残留することを確実に阻止し、簡単な構成で、良好な冷却媒体機能を有することを可能にする。【解決手段】燃料電池10は、段差MEAを構成する電解質膜・電極構造体12と金属セパレータ13とを備える。金属セパレータ13は、第1及び第2金属プレート14、16を備え、前記第1金属プレート14には、酸化剤ガス流路32が形成される一方、前記第2金属セパレータ16には、燃料ガス流路52が形成される。第2金属プレート16の冷媒面である面16bには、線状シール76と裏受け用凸状部78とが設けられ、前記第2金属プレート16の上部側において、前記線状シール76と前記凸状部78との間には、空気抜き通路80が形成される。凸状部78には、冷却媒体流路42のクロス流路の上方に位置する領域に切り欠き部82が設けられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電解質の両側に第1電極と該第1電極よりも小さな表面積を有する第2電極とを配設した電解質・電極構造体を備え、前記電解質・電極構造体を第1及び第2金属セパレータで挟持するとともに、積層方向に貫通して反応ガス入口連通孔、反応ガス出口連通孔、冷却媒体入口連通孔及び冷却媒体出口連通孔が形成され、互いに積層される前記第1及び第2金属セパレータ間には、前記冷却媒体入口連通孔と前記冷却媒体出口連通孔とに連通する冷却媒体流路が形成される燃料電池であって、 前記第1及び第2金属セパレータは、前記第1及び第2電極に対面する第1及び第2電極面に、屈曲部乃至湾曲部を有する第1及び第2反応ガス流路を設け、且つ前記第1及び第2電極面とは反対の第1及び第2冷媒面には、前記第1及び第2反応ガス流路の裏面側が重なり合って前記冷却媒体流路が形成され、 前記第2電極を囲繞する電極シールを設ける前記第2金属セパレータは、前記第2冷媒面に、冷却媒体をシールする冷媒シールと前記電極シールの裏受け用凸状部とを有するとともに、 前記冷媒シールと前記裏受け用凸状部との間には、前記冷却媒体出口連通孔の上方に形成される空気抜き用連通孔に連通する空気抜き通路が設けられ、 前記裏受け用凸状部は、前記冷却媒体流路の前記屈曲部乃至湾曲部の上方に位置する領域に切り欠き部を設けることを特徴とする燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M8/02 R ,  H01M8/02 B ,  H01M8/10
Fターム (5件):
5H026AA06 ,  5H026CC04 ,  5H026CC05 ,  5H026CC08 ,  5H026EE02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-385025   出願人:本田技研工業株式会社

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