特許
J-GLOBAL ID:200903032301529680

荒加工用ポケット形状加工領域作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-109526
公開番号(公開出願番号):特開2000-305615
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 工具交換回数を減らすとともに加工効率が最適になるように下穴加工を行うことにある。【解決手段】 等高線加工での荒加工をCAMシステムで行うための加工領域を作成するに際し、各ポケット形状の中荒加工用層間ピッチでの最下層の輪郭線を求め、その最下層の輪郭線内の領域にスクエアエンドミルでのスパイラル切り込み加工の最小径の円が入るポケット形状については、そのスパイラル切り込み加工で大荒加工用下穴を加工し、その最下層の輪郭線内の領域に上記スパイラル切り込み加工の最小径の円は入らないが、スクエアエンドミルでの通常の切り込みが行える最小径の円が入るポケット形状については、その円の直径に等しい外径のドリルで大荒加工用下穴を加工し、その最下層の輪郭線内の領域に上記通常の切り込みが行える最小径の円も入らないポケット形状については、その最下層より上層に上記最小径の円が入る輪郭線内の領域を探し、その領域が存在する層までドリルで大荒加工用下穴を加工するように加工領域を作成するものである。
請求項(抜粋):
素材形状をスクエアエンドミルにより、その刃長に応じた層間ピッチで上方から下方へ仕上げ形状に沿って順次切削加工してゆく大荒加工と、その大荒加工後の階段状の中間形状の各段をスクエアエンドミルにより、大荒加工よりも小さな層間ピッチで下方から上方へ仕上げ形状に沿って順次切削加工してゆく中荒加工と、を含む等高線加工での荒加工をCAMシステムで行うためのNCデータ用の加工領域を作成するに際し、前記仕上げ形状のうちの各ポケット形状の、中荒加工用層間ピッチの層での最下層の輪郭線を求め、前記最下層の輪郭線内の領域に、前記大荒加工用スクエアエンドミルでのスパイラル切り込み加工の最小径の円が入るポケット形状については、そのスパイラル切り込み加工で大荒加工用下穴を加工するように加工領域を作成し、前記最下層の輪郭線内の領域に、前記スパイラル切り込み加工の最小径の円は入らないが、前記大荒加工用スクエアエンドミルでの通常の切り込みが行える最小径の円が入るポケット形状については、その円の直径に対応する外径のドリルで大荒加工用下穴を加工するように加工領域を作成し、前記最下層の輪郭線内の領域に前記通常の切り込みが行える最小径の円も入らないポケット形状については、中荒加工用層間ピッチの層で最下層より上層に前記通常の切り込みが行える最小径の円が入る輪郭線内の領域を探し、その領域が存在する層まで前記ドリルで大荒加工用下穴を加工するように加工領域を作成することを特徴とする、荒加工用ポケット形状加工領域作成方法。
IPC (2件):
G05B 19/4093 ,  B23C 3/00
FI (2件):
G05B 19/403 F ,  B23C 3/00
Fターム (20件):
3C022AA02 ,  3C022AA08 ,  3C022AA09 ,  3C022AA10 ,  3C022EE01 ,  3C022EE11 ,  3C022EE17 ,  3C022KK02 ,  3C022KK03 ,  3C022KK06 ,  5H269AB03 ,  5H269AB05 ,  5H269AB19 ,  5H269AB37 ,  5H269BB05 ,  5H269BB08 ,  5H269FF07 ,  5H269QA01 ,  5H269QA02 ,  5H269QA05

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