特許
J-GLOBAL ID:200903032302579371

滅菌用振動攪拌装置並びに振動攪拌装置を用いる滅菌装置及び滅菌方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2002010417
公開番号(公開出願番号):WO2003-037504
出願日: 2002年10月07日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
振動モータ(16d)に連係して振動する振動伝達ロッド(16e)に取り付けられた振動羽根(16f)を含んでいる振動撹拌装置(16)の振動羽根(16f)は光触媒活性のアナターゼ型TiO2からなる表面を有する。その表面上に接近または密着して、光照射手段の光出射部材としての複数の光ファイバが固定されている。光源(51)から発せられる紫外線をライトガイド(52)により振動羽根(16f)上の光ファイバに導く。光ファイバは、振動羽根(16f)の表面に沿って延在するように位置が保持されており、側面には振動羽根(16f)の表面の方へと漏光させる漏光部が形成されている。光ファイバは複数の光ファイバ素線の集合体からなり屈曲性を有する。光照射手段の光出射部材としては、紫外線を発する防水型密閉照明灯を使用することが出来る。これにより、消毒剤や殺菌剤等の薬品を用いることなしに、低光透過率の滅菌対象処理液や該滅菌対象処理液中に浸漬された滅菌対象処理物をも短時間で滅菌する。
請求項(抜粋):
滅菌対象処理液を振動攪拌しながら該滅菌対象処理液及び/又は該滅菌対象処理液中に浸漬された滅菌対象処理物を滅菌するのに用いられる振動攪拌装置であって、 振動発生手段、該振動発生手段に連係して振動する少なくとも1つの振動伝達部材、及び該振動伝達部材に取り付けられた部材が備えられており、該振動伝達部材に取り付けられた部材は前記滅菌対象処理液中に浸漬される少なくとも1つの振動羽根を含んでおり、 前記振動伝達部材に取り付けられた部材のうちの少なくとも1つは前記滅菌対象処理液中に浸漬される光触媒活性の殺菌性材料からなる表面を有しており、該表面に前記滅菌対象処理液中にて光を照射する光照射手段が配置されており、該光照射手段は前記表面上に接近または密着して位置するように保持手段により保持された光出射部材を備えていることを特徴とする滅菌用振動攪拌装置。
IPC (6件):
A61L2/02 ,  A23L3/28 ,  A61L2/10 ,  B01F11/00 ,  B01J35/02 ,  C02F1/50
FI (6件):
A61L2/02 Z ,  A23L3/28 ,  A61L2/10 ,  B01F11/00 C ,  B01J35/02 J ,  C02F1/50 550B

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