特許
J-GLOBAL ID:200903032312364411

半溶融金属の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252769
公開番号(公開出願番号):特開平9-087773
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 従来の機械撹拌法や電磁撹拌法によらず、簡便容易に、かつ、低コストで微細かつ球状のチクソ組織を有する成形体が得られる半溶融金属の成形方法を提案するものである。【解決手段】 結晶核を有する液相線温度以上の液体状態の合金、または結晶核を有する成形温度以上の固液共存状態の合金を、内部あるいは外部から加熱または冷却できる熱伝導率(室温)が1.0kcal/mhr°C以上の容器に注湯し、成形に適した固相率を示す温度まで冷却する過程において、固相率が40%未満の所定の固相率までは該容器の温度を液相線温度以下100°C未満とし(状態A)、該所定の固相率以上の固相率では該容器の温度を状態Aにおける最終温度より低くすることによって、該容器内部の該合金を急速に冷却し(状態B)、非デンドライト状の微細な初晶を該合金液中に晶出させ、該合金を成形用金型に供給して加圧成形するようにした。
請求項(抜粋):
結晶核を有する液相線温度以上の液体状態の合金、または結晶核を有する成形温度以上の固液共存状態の合金を、内部あるいは外部から加熱または冷却できる熱伝導率(室温)が1.0kcal/mhr°C以上の容器に注湯し、成形に適した固相率を示す温度まで冷却する過程において、固相率が40%未満の所定の固相率までは該容器の温度を液相線温度以下100°C未満とし(状態A)、該所定の固相率以上の固相率では該容器の温度を状態Aにおける最終温度より低くすることによって、該容器内部の該合金を急速に冷却し(状態B)、非デンドライト状の微細な初晶を該合金液中に晶出させ、該合金を成形用金型に供給して加圧成形することを特徴とする半溶融金属の成形方法。
IPC (6件):
C22C 1/02 501 ,  B22D 1/00 ,  B22D 17/00 ,  B22D 17/20 ,  B22D 17/22 ,  B22D 18/02
FI (6件):
C22C 1/02 501 B ,  B22D 1/00 Z ,  B22D 17/00 Z ,  B22D 17/20 D ,  B22D 17/22 Q ,  B22D 18/02 J

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