特許
J-GLOBAL ID:200903032312616143

目標検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-223846
公開番号(公開出願番号):特開平10-062534
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 目標エコーを含む時間区間内に残響又は雑音のみの部分が存在する場合であっても、目標の物体のみを感度よく検出することができる目標検出装置を提供する。【解決手段】 パルス波を発信し、その反射波をスプリットビーム受信方式により受信して、受信信号対を得る。この受信信号対の位相差の時間軸上の予め定めた時間区間で誤差分散を演算する。このとき、位相差に振幅で重み付けしながら誤差分散を求めることにより、目標エコーを含む区間誤差分散と、残響等の区間誤差分散との差を大きくすることができる。
請求項(抜粋):
目標を検出すべき領域に向けて送信されたパルス波の反射波を、特定方位に対して等しい受波指向性を有する2つの受信ビーム対を前記領域内の任意の1以上の方位に対してそれぞれ形成して受信することにより、前記1以上の受信ビーム対に対応する1以上の受信信号対を形成する受信手段と、前記受信信号対の位相差を検出する位相差検出手段と、前記位相差検出手段が検出した位相差の誤差分散を、前記位相差を前記受信信号対の振幅に応じて重み付けしながら、あらかじめ定めた時間区間内で求める区間誤差分散演算手段と、前記区間誤差分散演算手段が求めた誤差分散が、あらかじめ定めた閾値よりも小さい場合に、この受信信号が目標からの反射波であると判別する判別手段と、前記判別手段が判別した受信信号対を表示するための表示手段とを有することを特徴とする目標検出装置。
IPC (4件):
G01S 15/18 ,  G01S 7/295 ,  G01S 7/527 ,  G01S 7/536
FI (3件):
G01S 15/18 ,  G01S 7/295 Z ,  G01S 7/66

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