特許
J-GLOBAL ID:200903032313351569

屋根上構造物取り付け金具、およびこれを用いた屋根構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 良昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-019781
公開番号(公開出願番号):特開平8-189150
出願日: 1995年01月11日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】突条部が末広がり状の屋根であっても、掴持するようにして行なう取り付け金具の固定を可能とし、各種の屋根上構造物を取付けられるようにすること。【構成】隣接する折板屋根100,100の端縁間にキャップ101を嵌着して、全体として末広がり状の突条部を形成した屋根において、キャップ101の両端縁と折板屋根100,100との間に形成される薄い隙間24,24に差し込み可能な厚みの、左右一対の係止部材4,4と、これらを挟み込む剛性部材5,5とで二重構造に形成した取り付け金具1を設け、係止部材4,4の下端には上記隙間24,24に差し込む係止爪11,11を形成するとともに、剛性部材5,5の下端には係止爪11,11の形状を補強する補強部12,12を形成して、キャップ101に対する強固な掴持を可能とし、屋根上構造物は取り付け金具1上部の載置部8を介して取付ける構成。
請求項(抜粋):
折板屋根の端縁近傍部から上方に立上る立上り部の上部部位にくびれ部を形成し、この折板屋根の端縁をタイトフレーム上で接合して、該接合部をキャップの上面と両側面とで覆い、前記くびれ部にキャップの両端縁に弾性を持たせて形成した係止部を係止して、折板屋根をタイトフレームに固定した屋根構造において、上記キャップに対し取り付けて固定し上部に屋根上構造物を取付ける屋根上構造物取り付け金具であって、薄板からなる一対の係止部材と、これら係止部材を外側から挟み込む厚板からなる一対の剛性部材とで二重構造に構成し、これら二重構造部材の左右各下部には、前記キャップの外側面の形状に対応する形状に形成した嵌合部を形成し、前記二重構造部材の左右各中間部には、上記各嵌合部より立上り相互が重合する重合部を形成するとともに、該各重合部にボルトを挿通して当該金具を前記キャップに固定する固定用の挿通孔を形成し、少なくとも上記一対の剛性部材の各重合部の上端部には屋根上構造物を取付ける載置部を形成し、前記一対の係止部材の各下端に、前記屋根構造のキャップの端縁の係止部下面と折板屋根のくびれ部との隙間に差し込んで係止する係止爪を内側に向けて屈曲形成した屋根上構造物取り付け金具。
IPC (2件):
E04D 13/00 ,  E04D 13/10

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