特許
J-GLOBAL ID:200903032322181803
靱性と延性に優れた高張力鋼の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-103336
公開番号(公開出願番号):特開2001-288512
出願日: 2000年04月05日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 溶接構造用鋼としての十分な強度を有し、かつ降伏比が低く、一様伸び等の延性特性に優れるとともに、低温靱性にも優れた靭性と延性に優れた高張力鋼の製造方法を提供すること。【解決手段】 鋼組成とDI 値を適正化するとともに、加工熱処理あるいは再加熱処理によって前組織を微細化した上で、靱性を劣化させずに低降伏比化、一様伸び向上が可能な硬質第二層を適正分散させるために、Ac1 変態点+20°C以上、Ac3 変態点+150°C以下に再加熱した後、加速冷却停止温度が300〜600°Cで、かつ、冷却速度が1〜100°C/sの加速冷却を行うことを特徴とする熱処理を施す。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.01〜0.25%、Si:0.01〜1%、Mn:0.1〜3%、P :0.02%以下、S :0.01%以下、Al:0.001〜0.1%、N :0.001〜0.01%を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなり、かつ、(1)式で示す理想焼入臨界直径(DI 値)が0.5〜30である鋼片を、Ac3 変態点〜1300°Cに加熱後、開始温度が950°C以下、終了温度が700°C以上で、累積圧下率が30〜95%の圧延を含む熱間圧延後、Ac1 変態点+20°C以上、Ac3 変態点+150°C以下に再加熱した後、加速冷却停止温度が300〜600°Cで、かつ、冷却速度が1〜100°C/sの加速冷却を行うことを特徴とする、靱性と延性に優れた高張力鋼の製造方法。 DI =0.5・(C%)1/2 ・(1+0.64・Si%)・(1+4.10・ Mn%)・(1+0.27・Cu%)・(1+0.52・Ni%)・(1+2 .33・Cr%)・(1+3.14・Mo%)・(1+1.50・W%) ・・・・・(1)
IPC (4件):
C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
, C22C 38/58
FI (4件):
C21D 8/02 A
, C22C 38/00 301 A
, C22C 38/06
, C22C 38/58
Fターム (36件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA15
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA33
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K032CC03
, 4K032CD02
, 4K032CD03
, 4K032CF02
, 4K032CF03
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