特許
J-GLOBAL ID:200903032322218642

耐摩耗性に優れた摺動部材用過共析鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-106803
公開番号(公開出願番号):特開平11-302789
出願日: 1998年04月16日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 過共析鋼において、摺動時の相手材の摩耗量を抑え、摺動部材としての利用性を高め、安価な摺動部材を提供する。【解決手段】 過共析鋼において、焼入焼戻しを行い、摺動部材として必要な40〜65HRCの硬さを得、焼入後の残留炭化物の平均粒径を0.20μm以下として、微細な残留炭化物を均一に分散させることによって、摺動時の相手材の摩耗を抑え、また自己の耐摩耗性を向上させるものである。そのため、球状化焼鈍後の部品への加工後に図1に示すベイナイト処理後に焼入処理を行ない、平均粒径が0.20μm以下である残留炭化物を分散させている。
請求項(抜粋):
焼入後の平均残留炭化物径が0.20μm以下で、焼入焼戻し後の硬度が40〜65HRCを有する耐摩耗性に優れた摺動部材用過共析鋼。

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