特許
J-GLOBAL ID:200903032327233534
液力式のブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-338619
公開番号(公開出願番号):特開平5-254407
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 後車軸ブレーキ回路内にバイパスによって迂回される比例圧力調整弁としての圧力制御装置を有し、比例圧力調整弁がアンチスキッド装置が故障した場合に後車軸ブレーキ回路内の圧力を減少させる、アンチスキッド装置を備えた液力式のブレーキ装置が公知であるが、この場合圧力制御装置に関し、構造が極めて簡単かつコンパクトで、安価に製作可能でしかも特に後車軸ブレーキ回路内で使用するのに適した装置を提供する。【構成】 液力式のブレーキ装置はバイパス導管によって迂回される比例圧力調整弁34として作用する圧力制御装置が弁縦軸線に対して同心的に配置された、マスタブレーキシリンダ3側の弁閉鎖体並びにホイールブレーキシリンダ4,5側で圧力制御装置30内に配置された、バイパス導管を遮断する第1の弁座を有している。
請求項(抜粋):
特に自動車用の、アンチスキッド装置を備えた液力式のブレーキ装置であって、マスタブレーキシリンダとホイールブレーキシリンダとの間で延びる圧力媒体を案内する導管、並びに、この導管内に配置された圧力制御装置を備えていて、この圧力制御装置が電磁弁によって遮断可能又は開放可能なバイパス導管を介して迂回される比例圧力調整弁として構成されていて、この比例圧力調整弁がホイールブレーキシリンダ側の出口圧力をマスタブレーキシリンダ側の圧力に対して固定の比だけ減少させるようになっており、更に前記圧力制御装置が弁閉鎖体を有していて、この弁閉鎖体が可動子と磁気コイルとから構成された磁気回路を介して操作可能でありかつ弁閉鎖体に、バイパス導管の一端を形成する弁座体の第1の弁座の方向で第1の圧縮ばねが作用していて、更に前記圧力制御装置が弁縦軸線に対して同心的に配置された、第2の圧縮ばねによってばね負荷された段状の弁ピストンを有している形式のものにおいて、弁閉鎖体(63)が弁縦軸線(40)に対して同心的にマスタブレーキシリンダ側に配置されかつ第1の弁座(61)がホイールブレーキシリンダ側に配置されていることを特徴とする、液力式のブレーキ装置。
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