特許
J-GLOBAL ID:200903032331542436

多層成形体の樹脂射出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-299884
公開番号(公開出願番号):特開平5-104580
出願日: 1991年10月19日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 2種類の樹脂材料を交互又は同時に射出の場合に金型に射出充填した樹脂に金型の真近で強い保圧をかけ得る様にした事により、金型キャビティに極めて忠実な成形体を製造しうる樹脂射出装置を提供する。【構成】 金型に接続されるノズル孔を有する射出装置において、外筒体1内筒体2及ニードル3の3重構造とし、それらの間で第1樹脂通路6、第2樹脂通路12を構成する様にし、且内筒体2及ニードル3は夫々駆動源により軸方向前後に摺動自在とする。内筒体2の前進により外筒体1と当接させ第1樹脂シール部7を構成させると第1樹脂通路6は閉じられる。又ニードル部を前進させると第2樹脂シール部13において第2樹脂通路6は閉じられる。従って夫々の後退は夫々の通路を開とする。又第2樹脂シール部13はストレート状に構成されて居り保圧代として作用しうる。
請求項(抜粋):
金型に接続される外筒ノズル孔が先端部に穿設された外筒体と、前記外筒ノズル孔に対応してその先端に内筒ノズル孔が穿設されており、外筒体の軸方向に摺動自在となるように外筒体に収納され、その外周と外筒体の内周とで第1樹脂通過路を形成する内筒体と、内筒体の軸方向に摺動自在となるように内筒体に収納され、その外周と内筒体の内周とで第2樹脂通過路を形成するニードルとで構成された3重構造の多層成形体の樹脂射出装置において、内筒体が前進すると内筒体の前端部の外周が接して外筒ノズル孔と連通する第1樹脂通過路を閉塞し、内筒体が後退すると内筒体の前端部の外周が離間して外筒ノズル孔に第1樹脂通過路を連通する第1樹脂シール部が外筒体の内周前端部に形成されており、内筒体の内筒ノズル孔に近接してストレート状に形成されており、ニードルが前進するとニードルの前端部が挿入されて第2樹脂通過路を閉塞した後、更に挿入されて保圧代となり、ニードルが後退すると前記ストレート部分から抜け出て第2樹脂通過路を開放する第2樹脂シール部が内筒体の前端内周に形成され事を特徴とする多層成形体の樹脂射出装置。
IPC (3件):
B29C 45/20 ,  B29C 45/16 ,  B29L 9:00

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