特許
J-GLOBAL ID:200903032335112100
アクロレインへのプロペンの接触気相酸化方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231592
公開番号(公開出願番号):特開平8-092147
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【課題】 所定の触媒及びプロペン負荷の場合に予め設定されたアクロレインの空時収量をホットスポット温度の減少下で達成する、多接触管型固定床反応器中のアクロレインへのプロペンの接触気相酸化方法。【解決手段】 熱交換剤を反応容器中を接触管に沿って長手方向に導通すると同時に、通過断面を自由にさせるじゃま板の接触管に沿って連続した配置により、接触管束の縦断面において熱交換剤の蛇行した形の流れが得られるように横方向の流れを重ね、この場合、循環路中に導かれる熱交換剤の流速を、熱交換剤の温度が反応器中への入口箇所から反応器からの出口箇所までに2〜10°C上昇する程度に定める。【効果】 ホットスポットの減少により触媒の寿命が延長される。
請求項(抜粋):
接触管を取り囲む空間に専ら熱交換剤循環路が導かれている多接触管型固定床反応器中で高められた温度で触媒活性の複金属酸化物を用いて1回の通過の際のプロペンの変換率≧90モル%及びアクロレイン形成の選択率≧85モル%でプロペンをアクロレインへと接触気相酸化する方法において、熱交換剤を一方では、反応容器全体にわたって見れば、接触管に対して長手方向に反応ガス混合物との並流で多接触管型固定床反応器に導通し、他方では、反応容器内で、通過断面を自由にさせるじゃま板の接触管に沿って連続した配置により、接触管束の縦断面において熱交換剤の蛇行した形の流れの曲線が得られるように横方向の流れを重ね、この場合、循環路中に導かれる熱交換剤の流速を、熱交換剤の温度が反応器中への入口箇所から反応器からの出口箇所までに2〜10°C上昇する程度に定めることを特徴とする、アクロレインへのプロペンの接触気相酸化方法。
IPC (6件):
C07C 47/22
, B01J 23/88
, B01J 27/132
, B01J 27/192
, C07C 45/35
, C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-279542
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特開昭48-080473
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特開昭54-021966
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