特許
J-GLOBAL ID:200903032337558172

X線管ターゲットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 寿武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-314453
公開番号(公開出願番号):特開平9-161673
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 基台2とターゲット部材3とをそれぞれ融点に大きな温度差のある金属材料で形成する場合にも、それら部材間を確実に接合して耐久性の向上を図る。【解決手段】 熱伝導の良好な金属材料で基台2を形成するとともに、電子の衝突により所望のX線が発生する金属材料からなるターゲット部材3を、次の工程により基台2の表面に接合する。すなわち、まず基台2とターゲット部材3との間の接合部に、これら基台2およびターゲット部材3よりも低い融点をもつインサート材を介在させ、所定の加圧下で加熱することにより該接合部にインサート材の液相を生じさせる(液相生成工程)。次いで、インサート材の液相を所定の加圧下で等温凝固させる(等温凝固工程)。その後、所定の加圧下で熱処理を行い基台2、ターゲット部材3、およびインサート材を相互に拡散させる(拡散熱処理工程)。
請求項(抜粋):
熱伝導の良好な金属材料で基台を形成するとともに、電子の衝突により所望のX線が発生する金属材料からなるターゲット部材を前記基台の表面に接合してなるX線管ターゲットの製造方法であって、前記基台とターゲット部材との間の接合部に、これら基台およびターゲット部材よりも低い融点をもつインサート材を介在させ、所定の加圧下で加熱することにより該接合部にインサート材の液相を生じさせる液相生成工程と、前記インサート材の液相を所定の加圧下で等温凝固させる等温凝固工程と、前記等温凝固工程の後、さらに所定の加圧下で熱処理を行ない前記基台、ターゲット部材、およびインサート材を相互に拡散させる拡散熱処理工程とを含むことを特徴とするX線管ターゲットの製造方法。
IPC (2件):
H01J 9/14 ,  H01J 35/08
FI (2件):
H01J 9/14 M ,  H01J 35/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • ろう付けしたX線管陽極
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-017188   出願人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
  • 特開昭50-103984
  • 特開昭62-097240
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