特許
J-GLOBAL ID:200903032346177289

自動車の前部車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-040923
公開番号(公開出願番号):特開2005-231435
出願日: 2004年02月18日
公開日(公表日): 2005年09月02日
要約:
【課題】他の車両に前突した場合の、自車両の被害性の低減と、相手車両の加害性の低減とを、より高いレベルで両立する自動車の車体構造を提供する。【解決手段】車両Vの前方にフロントサイドフレーム1が設けられている。またフロントピラーPの付け根から前方にエプロンレインフォースメント3が設けられており、更にその前方に連結部材5が設けられている。連結部材5の前端はフロントサイドフレーム1に対して車幅方向外側に位置しかつ車両前後方向及び車両上下方向で同じ位置にある。連結部材5とフロントサイドフレーム1の前端同士は面部59により接続されている。車両前突時クラッシュカン7により吸収出来ない荷重は、面部59によりフロントサイドフレーム1と連結部材5に伝達され車両Vの被害性が低減する。また相手車両にはクラッシュカン7が潰れた後面部59を介して衝撃を加えるため、相手車両への加害性も低減する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両のフロアから連続して上記車両の車室前方に延びる、左右一対のフロントサイドフレームと、上記車両のフロントピラーから連続して上記車両の車室前方に延びる、左右一対のエプロンレインフォースメントとを有するとともに、上記各フロントサイドフレームの前部に車幅方向に延びるバンパーレインフォースメントを含むバンパー部材が配置された自動車の前部車体構造において、 上記各フロントサイドフレームの前端部には、上記各フロントサイドフレームよりも車両前後方向の剛性が低く設定されその前端に上記バンパーレインフォースメントが取り付けられたクラッシュカンが設けられており、 上記左右一対のエプロンレインフォースメントの前端に、前方にそれぞれ延びる連結部が設けられており、 上記各連結部の前端部が、上記各フロントサイドフレームの前端部に対し車幅方向外側で、車両上下方向で略同じ位置及び車両前後方向で略同じ位置となるよう配置されており、 上記連結部の前端部と上記フロントサイドフレームの前端部を略車幅方向に接続する接続部が設けられていることを特徴とする自動車の前部車体構造。
IPC (3件):
B62D21/15 ,  B60R21/02 ,  B62D25/08
FI (3件):
B62D21/15 C ,  B60R21/02 P ,  B62D25/08 D
Fターム (3件):
3D003AA05 ,  3D003BB01 ,  3D003CA09
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車両の前部車体構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-234271   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開昭63-305081
  • 特開平3-200486

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