特許
J-GLOBAL ID:200903032350623463

鉄道車両の脱線検知方法及び脱線検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外2名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1998003552
公開番号(公開出願番号):WO2000-009379
出願日: 1998年08月10日
公開日(公表日): 2000年02月24日
要約:
【要約】鉄道車両(1)が路線を走行する際に、鉄道車両1の走行速度(v)を検出すると共に、台車(3)のばね装置(6)よりも上側で車体(2)に発生する鉛直方向加速度(a)を検出すると共に、鉛直方向加速度(a)の所定周波数範囲における成分を抽出する。この周波数範囲における鉛直方向加速度(a)の絶対値が、予め定められた走行速度(v)に対応する限界鉛直方向加速度(al)を超えた場合に、鉄道車両(1)が脱線したものと判定する。また、所定の評価時間(T)ごとに鉛直方向加速度(a)を二重積分して鉛直方向変位量(d)を算出する。そして、鉛直方向変位量(d)が負であり、かつ、その絶対値が所定の基準値(dc)以上である時に鉄道車両(1)が脱線したものと判定する。
請求項(抜粋):
レール上を転動する車輪とばね装置とを含む台車と、前記台車が取り付けられる車体とを有する鉄道車両に適用される鉄道車両の脱線検知方法において、 前記鉄道車両を所定の路線で走行速度を変化させながら走行させ、変化させた各走行速度ごとに、前記はね装置よりも上側で前記車体に発生する所定の周波数範囲における鉛直方向加速度の最大値を測定する工程と、 前記最大値に基づいて前記各走行速度ごとに限界鉛直方向加速度を定める工程と、 前記鉄道車両が前記路線を走行する際に、前記鉄道車両の実走行速度を検出すると共に、前記ばね装置よりも上側で前記車体に発生する実鉛直方向加速度を検出する工程と、 前記実鉛直方向加速度の前記周波数範囲における成分を抽出する工程と、 前記周波数範囲における実鉛直方向加速度の絶対値が、前記実走行速度に対応する前記限界鉛直方向加速度を超えた場合に、前記鉄道車両が脱線したものと判定する工程とを含む鉄道車両の脱線検知方法。
IPC (2件):
B61K 13/00 ,  B61F 9/00
FI (2件):
B61K 13/00 A ,  B61F 9/00

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