特許
J-GLOBAL ID:200903032353075823

仕切られた分離コンデンサを有する二相原子炉プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184251
公開番号(公開出願番号):特開平5-240990
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 従来のものよりコンパクトで特性を改良した原子炉プラント用分離コンデンサを構成する。【構成】 単一のコンデンサ200を仕切りにより分配プレナム216と収集プレナム218とに分け、両プレナムをマニホールド204を介して連通させ、マニホールドの管を冷却液プール125中に配置し、両プレナムをそれぞれの導管134,136を介して原子炉容器106に連結する。
請求項(抜粋):
ウエットウエル、ドライウエルおよびコンデンサウエルを画成している密閉構造であって、前記ウエットウエルが前記ドライウエルと流体的に連通し、前記ドライウエルが凝縮できないガスを含有し、前記ウエットウエルおよび前記コンデンサウエルが正常動作の間コンデンサ冷却液を含有し、前記コンデンサウエルが外部に対して通気されており、前記ウエットウエルおよびドライウエルが前記外部に対して流体的に分離されている密閉構造と、前記ドライウエル内に設けられている原子炉圧力容器を有し、該容器が正常動作の間熱伝達流体を有し、該熱伝達流体が熱伝達液体および熱伝達蒸気を有し、前記容器が熱伝達液体を熱伝達蒸気に変換する炉心を有し、公称液体レベルを有する二相原子炉と、タービンと、熱伝達蒸気を前記原子炉から前記タービンに運ぶタービン蒸気導管手段と、前記コンデンサウエル内に配設されているコンデンサであって、当該コンデンサが、コンデンサ容積を画成しているコンデンサチャンバを有し、該コンデンサチャンバはコンデンサ冷却液を該コンデンサチャンバの外側に配置するように前記コンデンサ容積を前記コンデンサ冷却液との流体交換から分離しており、前記コンデンサチャンバが(1)ベース、(2)該ベース上に配設されて垂直に延在しているとともに、開放した上部を有する側壁、(3)前記上部を密閉するように前記側壁上に配設されたドーム形状カバー、(4)前記コンデンサ容積を分配プレナムと収集プレナムとに分割して、前記分配プレナムと前記収集プレナムとの間においては前記コンデンサチャンバ内に完全に流体路が存在しないようにする仕切り、および(5)各々が前記分配プレナムから前記コンデンサ冷却液中を通り、更に前記側壁を通って前記収集プレナムまで延在している複数の管を有するマニホールドを含んでいる当該コンデンサと、前記原子炉容器内に過度の圧力が発生した場合、主に熱伝達蒸気である熱伝達流体を前記容器から前記収集プレナムに運ぶことによって前記原子炉容器内の過度の圧力を軽減するために、前記公称液体レベルより上方で前記原子炉に連結している逃し導管を介して前記原子炉に接続され、前記ベースを通って前記分配プレナムと連通している圧力軽減手段と、前記公称液体レベルより下側のレベルにおいて前記原子炉に連結されている凝縮液戻り導管を介して、熱伝達液体を前記収集プレナムから前記原子炉容器に運ぶ凝縮液戻り手段であって、前記凝縮液戻り導管が前記ベースを通って前記収集プレナムと連通している凝縮液戻り手段とをそなえている原子炉プラント。
IPC (2件):
G21C 15/18 GDB ,  G21C 9/004

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