特許
J-GLOBAL ID:200903032360003099
成形性に優れる超高強度冷延鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-091269
公開番号(公開出願番号):特開2004-232078
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】引張強さTSが 980 MPa以上で、かつ延性および穴拡げ率に優れる超高強度冷延鋼板を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.12〜0.18%、Si:0.2 〜0.8 %、Mn:2.2 〜3.0 %、P:0.02%以下、S:0.0030%以下、Al:0.05%以下、N:0.0050%以下およびTi:0.001 〜0.030 %を、下記式(1) を満足する範囲において含有する組成にすると共に、フェライト相の体積分率が10〜50 vol%、フェライト相の平均結晶粒径が 4.0μm 以下、ベイナイト相の体積分率が50〜80 vol%で、かつベイナイト相のビッカース硬さ(Hv(B))とフェライト相のビッカース硬さ(Hv(F))の比(Hv(B)/Hv(F))が 1.6以下の鋼組織とする。記-100[C] + 15 ≦ [Mn] ≦-100[C] + 20 --- (1)ここで、 [C], [Mn] はそれぞれ、C,Mnの含有量(mass%)【選択図】 図1
請求項(抜粋):
C:0.12〜0.18mass%、
Si:0.2 〜0.8 mass%、
Mn:2.2 〜3.0 mass%、
P:0.02mass%以下、
S:0.0030mass%以下、
Al:0.05mass%以下、
N:0.0050mass%以下および
Ti:0.001 〜0.030 mass%
を、下記式(1) を満足する範囲において含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になり、引張強さ(TS)、伸び(El)および穴拡げ率(λ)がそれぞれ、次の関係式
TS≧ 980 MPa、
TS×El≧ 17000 MPa・%
TS×λ≧ 65000 MPa・%
を満足することを特徴とする成形性に優れる超高強度冷延鋼板。
記
-100[C] + 15 ≦ [Mn] ≦-100[C] + 20 --- (1)
ここで、 [C], [Mn] はそれぞれ、C,Mnの含有量(mass%)
IPC (5件):
C22C38/00
, C21D1/74
, C21D9/46
, C22C38/14
, C22C38/58
FI (5件):
C22C38/00 301S
, C21D1/74 H
, C21D9/46 G
, C22C38/14
, C22C38/58
Fターム (30件):
4K037EA01
, 4K037EA06
, 4K037EA09
, 4K037EA11
, 4K037EA13
, 4K037EA16
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EA35
, 4K037EA36
, 4K037EB05
, 4K037EB09
, 4K037EB11
, 4K037FA02
, 4K037FC04
, 4K037FE01
, 4K037FE02
, 4K037FH01
, 4K037FJ05
, 4K037FJ06
, 4K037FK03
, 4K037GA03
, 4K037HA02
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