水性分散体およびその製造方法

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：渡辺望稔 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-168096
公開番号（公開出願番号）：特開2000-355655
出願日： 1999年06月15日
公開日（公表日）： 2000年12月26日
要約：

【要約】【課題】接着剤、コーティング剤等に応用して、極性基材および非極性基材の両者に対して良好な接着性を有し、かつ、見掛上固体の極めて水分量の少ない形態でありながら、加水によって樹脂成分が微細粒子の形で水相中に均一分散する特性を有する水性分散体、およびその製造方法の提供。【解決手段】疎水性の熱可塑性重合体、カルボン酸基を含む熱可塑性重合体および/または炭素数25〜60の脂肪酸または脂肪酸の塩もしくはエステル等を押出機で溶融混練し、この混練物にアルカリ、水および極性基含有ビニルモノマーを添加してさらに溶融混練して、極性基含有ビニルモノマーの重合反応を行うとともに、樹脂固形分を水性分散物に転相させることにより得られる水性分散体およびその製造方法。

請求項（抜粋）：

(1)疎水性の熱可塑性重合体、(2)重合体鎖に結合したカルボン酸またはカルボン酸塩の基を重合体1g当り式:-COO -で表される基に換算して0.1〜5ミリモル当量の割合で含む水不溶性の熱可塑性重合体、および/または炭素数25〜60の脂肪酸、その塩もしくはそのエステルから選ばれる少なくとも1種の脂肪酸類(3)水、(4)下記(4a)〜(4c)から選ばれる少なくとも1種の重合体、(4a)極性基含有ビニルモノマーの単独重合体(4b)前記熱可塑性重合体(1)に極性基含有ビニルモノマーがグラフト重合したグラフト共重合体(4c)前記熱可塑性重合体(2)に極性基含有ビニルモノマーがグラフト重合したグラフト共重合体、ならびに(5)必要に応じて、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、有機溶剤および油からなる群より選ばれる少なくとも1種、を含有し、水分含量が0.5〜25重量%である水性分散体。

IPC (3件)：

C08L101/00 , C08J 3/03 , C08J 3/075

FI (2件)：

C08L101/00 , C08J 3/03

Fターム (74件)：

4F070AA12 , 4F070AA13 , 4F070AA15 , 4F070AA16 , 4F070AA27 , 4F070AA28 , 4F070AA34 , 4F070AA35 , 4F070AB03 , 4F070AB08 , 4F070AC40 , 4F070AC42 , 4F070AC43 , 4F070AC44 , 4F070AE14 , 4F070AE15 , 4F070AE28 , 4F070CA01 , 4F070CB02 , 4F070CB12 , 4F070CB13 , 4J002AE05Y , 4J002BB03W , 4J002BB05W , 4J002BB06W , 4J002BB10W , 4J002BB11W , 4J002BB12W , 4J002BB15W , 4J002BB17W , 4J002BC03W , 4J002BC04W , 4J002BC05W , 4J002BC06W , 4J002BC09W , 4J002BD06W , 4J002BD10W , 4J002BE02W , 4J002BE02X , 4J002BG01X , 4J002BG06W , 4J002BH00X , 4J002BH01X , 4J002BH02X , 4J002BN05X , 4J002BN15W , 4J002BP02W , 4J002BP03W , 4J002CF06W , 4J002CF07W , 4J002CG00W , 4J002CH05Y , 4J002CH07W , 4J002CL01W , 4J002CL03W , 4J002EF047 , 4J002EF077 , 4J002EG018 , 4J002EG028 , 4J002EG068 , 4J002EH036 , 4J002EH048 , 4J002EH077 , 4J002EL037 , 4J002EP017 , 4J002EP018 , 4J002ET007 , 4J002EV188 , 4J002EV248 , 4J002EV258 , 4J002FD318 , 4J002GH00 , 4J002GJ01 , 4J002HA05

引用特許：

審査官引用 (2件)

特開昭63-046273
特開昭63-046273

引用文献：

審査官引用 (1件)

高分子薬剤入門, 199504, 96,97,304

前のページに戻る