特許
J-GLOBAL ID:200903032364652253

フライス加工のコーナ部の削り残しを防止する自動プログラミング方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-061139
公開番号(公開出願番号):特開平7-266189
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】この発明はNCデータ作成に熟練していない作業者でも、任意形状を入力するのみで、自動的に削り残しを防止できるフライス加工のコーナ部の削り残しを防止する自動プログラミング方法およびその装置を提供する。【構成】今回工具中心軌跡のコーナ部頂点BnまでのNCデータを出力した後で、前回工具径幅軌跡のコーナ部頂点Anと今回工具中心軌跡のコーナ部頂点Bnとの間の距離を算出し、この距離が工具半径より大きい場合を削り残し有りと判定し、削り残し有りと判定されたコーナ部までのNCデータの後に、今回工具中心軌跡のコーナ部頂点Bnと前回工具径幅軌跡のコーナ部頂点An間を往復するNCデータを挿入することができるからコーナ部に発生する削り残しの有無を自動的に判断でき、削り残しが有る場合のみ今回工具中心軌跡のコーナ部頂点Bnと前回工具幅軌跡のコーナ部頂点An間を往復する簡単な削り残し削除用のNCデータが自動的に挿入される。
請求項(抜粋):
複数の図形要素を連続的に接続して構成された加工領域を含む加工形状データを作成し、所定の加工方向に前記加工形状データに沿って移動する移動軌跡データを第1回目のNCデータとし、この第1回目の移動軌跡データより所定の切削幅分移動させた移動軌跡データを次回のNCデータとし、順次、前記加工領域が無くなるまでこの移動軌跡データの作成を繰り返す前記加工領域のNCデータを作成する方法において、前回のNCデータの工具径軌跡のコーナ部の頂点Anの座標を算出する前回工具径軌跡のコーナ部頂点座標演算手順と、今回のNCデータの工具中心軌跡のコーナ部の頂点Bnの座標を算出する今回工具中心軌跡のコーナ部頂点座標演算手順と、今回工具中心軌跡のコーナ部頂点BnまでのNCデータを作成した後、前回工具径軌跡のコーナ部頂点Anと今回工具中心軌跡のコーナ部頂点Bnとの間の距離を算出すると共に、この距離が工具半径より大きい場合を削り残し有りと判定する削り残しの有無を判定する手順と、削り残し有りと判定された場合は、削り残し有りと判定されたコーナ部の頂点BnまでのNCデータの後に、今回工具中心軌跡のコーナ部頂点Bnと前回工具径軌跡のコーナ部頂点An間を往復移動動作させるNCデータを挿入する削り残し防止NCデータ挿入手順からなることを特徴とするフライス加工のコーナ部の削り残しを防止する自動プログラミング方法。
IPC (2件):
B23Q 15/00 301 ,  G05B 19/4093
FI (2件):
G05B 19/403 N ,  G05B 19/403 F

前のページに戻る