特許
J-GLOBAL ID:200903032369264723

燃料電池用電極の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-239733
公開番号(公開出願番号):特開平5-082136
出願日: 1991年09月19日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 白金をカーボンブラックに安定に担持でき、かつ、得られる燃料電池の起電力を低下させることなく白金使用量を低減した燃料電池用電極の製造方法を提供する。【構成】 〔Pt2(X)2(NH3)2〕Bn〔Pt4(X)4(NH3)4〕Bn〔Pt4(Y)8〕〔Pt(Z11)4〕〔Pt(Z2)2(Z31)4〕Bn〔Pt(Z12)2〕〔Pt(Z12)2(Z32)2〕Bn(式中のXは窒素原子と酸素原子で白金にキレート配位する有機化合物、Bは任意の陰イオン、nは任意の整数、Yはカルボキシル基を含む有機化合物、Z11,Z31は同一でも異なっていてもよく、白金に単座で配位する配位子、Z12,Z32は同一でも異なっていてもよく白金にキレート配位する有機化合物、Z2はハロゲン原子、Bおよびnは上記と同じものを示す。)のいずれかの式で表される白金化合物の少なくとも1つをカーボンブラックに固着させ、これを還元して白金とする。得られた電極原料は、所要に応じて、撥水処理等を施し、ロール圧廷等してシート状にする。このシートを樹脂膜の両面にホットプレスして燃料電池用電極を得る。
請求項(抜粋):
次の一般式I〜III 〔Pt2(X)2(NH3)2 〕Bn または〔Pt4(X)4(NH3)4 〕Bn ------------- I(式中のXは窒素原子と酸素原子で白金にキレート配位する有機化合物、Bは任意の陰イオン、nは任意の整数を示す。)〔Pt4(Y)8 〕 --------------- II(式中のYはカルボキシル基を含む有機化合物を示す。)または、 〔Pt(Z11)4〕〔Pt(Z2)2(Z31)4 〕Bn または 〔Pt(Z12)2〕〔Pt(Z2)2(Z32)2 〕Bn -------------- III (式中のZ11, Z31は同一でも異なっていてもよく、白金に単座で配位する配位子、Z12, Z32は同一でも異なっていてもよく白金にキレート配位する有機化合物、Z2はハロゲン原子、Bおよびnは上記と同じものを示す。)で表される白金化合物の少なくとも1つをカーボンブラックに固着させ、次いで、これを還元して白金とすることを特徴とする燃料電池用電極の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/88 ,  H01M 4/92

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