特許
J-GLOBAL ID:200903032376217374

熱交換器の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-291426
公開番号(公開出願番号):特開平6-142973
出願日: 1992年10月29日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 炉中での一括ろう付けのさい、ヘッダプレートを確実に支持することができて、ヘッダプレートがたわむことなく偏平管とろう付けし、気密性にすぐれた品質の良いアルミニウム製熱交換器を製造する。製造作業の能率をアップし、例えヘッダプレートが薄肉である場合にも、一括ろう付けのさいのたわみがなく、かつ充分な強度を得ることができて、軽量でかつ耐久性にすぐれた熱交換器を製造する。【構成】 左右両サイドプレート7,7 の上下両端の前後両側に、それぞれ切欠き8,8 を設けておく。これらの切欠き8,8 内に、非ろう付け性耐熱素材よりなるヘッダプレートたわみ防止用支持部材11,11 を嵌め入れて、左右両サイドプレート7,7 に支持部材11,11 を渡すことにより、上下両ヘッダ4,4 のヘッダプレート5,5 を支持部材11,11 により支持する。セットした熱交換器構成部材を炉中で一括ろう付けした後、たわみ防止用支持部材11,11 を取り外す。
請求項(抜粋):
並列状の偏平管(2) および隣り合う偏平管(2) 同志の間に介在されたコルゲート・フィン(3) よりなるコア部(1) と、ヘッダプレート(5)(5)およびヘッダプレート(5)(5)側に開口した略箱形のヘッダ本体(6)(6)よりなる上下一対のヘッダ(4)(4)と、左右両外側に配置されたサイドプレート(7)(7)とを備えたアルミニウム製熱交換器(10)を製造するにあたり、左右両サイドプレート(7)(7)の上下両端の前後両側に、それぞれ切欠き(8)(8)を設けておき、熱交換器(10)のコア部(1) 、ヘッダ(4)(4)、およびサイドプレート(7)(7)よりなる熱交換器構成部材を組み合わせるさいに、左右両サイドプレート(7)(7)の切欠き(8)(8)内に、非ろう付け性耐熱素材よりなるヘッダプレートたわみ防止用支持部材(11)(11)を嵌め入れて、左右両サイドプレート(7)(7)に支持部材(11)(11)を渡すことにより、上下両ヘッダ(4)(4)のヘッダプレート(5)(5)を支持部材(11)(11)により支持して、すべての熱交換器構成部材をセットし、これらの熱交換器構成部材を炉中ろう付けした後、ヘッダプレートたわみ防止用支持部材(11)(11)を取り外すことを特徴とする、熱交換器の製造法。
IPC (3件):
B23K 31/02 310 ,  B23K 1/00 330 ,  F28F 9/02 301

前のページに戻る