特許
J-GLOBAL ID:200903032378923055

トリポードジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-272551
公開番号(公開出願番号):特開平5-215143
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】傾動モーメントに対し軌道内でのローラ案内の摩擦を特に低減して、ジョイントの励起力を減少する。【構成】このトリポードジョイントは、周方向で対向した軌道を形成するアウタジョイントを有し、また、アウタジョイントの凹部内に係合し、ローラ配置を支承するジャーナルを周方向に配して成るインナジョイントを有する。ローラ配置は、ローラ支持手段と、軌道上を直接転動する1個のローラとを含み、ローラが各ジャーナルに対し軸方向に摺動可能、かつジャーナル軸線に対し角運動可能、揺動可能になされ、さらにアウタジョイントとの間に設けた支持手段によって、ローラ配置に作用する傾動モーメントが吸収される。この支持手段は、ローラが、アウタジョイントの案内溝内に係合することにより形成され、その深さは案内溝内でローラに対し有効な軸方向案内長2・F1がローラ直径2・R1の少なくとも半分に一致している(F1≧0.5・R1)。
請求項(抜粋):
アウタジョイントを有し、これが3個の周方向で配設した軸平行な凹部を有し、該凹部が周方向で対向した軌道を形成しており、更に横断面で見て星形のインナジョイントを有し、これが3個の周方向で配設したジャーナルを有し、該ジャーナルがアウタジョイントの凹部内に係合し、ジャーナル上でローラ配置が支承してあり、該配置がそれぞれローラ支持手段と軌道上を直接転動する1個のローラとを含み、少なくとも後者が各ジャーナルに対し相対的にジャーナル軸線に対し軸方向に摺動可能、又ジャーナル軸線に対し角運動可能、揺動可能に配置してあり、ローラ配置とアウタジョイントとの間に支持手段が設けてあり、該手段がジョイント軸線と平行な軸線を中心にローラ配置に作用する傾動モーメントと、ジョイント軸線から垂直に離間した軸線を中心としてローラ配置に作用する傾動モーメントを吸収するようになったトリポードジョイントにおいて、ローラ(71)がアウタジョイントの案内溝(72)内に係合することにより前記支持手段が形成され、案内溝(72)とローラ(71)との間で有効な、アウタジョイントの軸方向で測定した案内長(2F1) がローラ直径(0.5・2・R1)の少なくとも半分(2F1≧0.5 ・2R1)に一致することを特徴とするトリポードジョイント(図4、図21、図22)。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭58-191323
  • 特開昭62-233522
  • 特開平1-145425
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