特許
J-GLOBAL ID:200903032381732341

赤外線センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-052092
公開番号(公開出願番号):特開平7-260680
出願日: 1994年03月23日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 一つのセンサで複数の特性を測定することができる赤外線センサを提供する。【構成】 予め測定した複数の紙の銘柄のセルロース量とセンサー出力の関係(セルロースの検量線),複数の紙の銘柄毎の水分量とセンサー出力の関係(水分の検量線)及び前記銘柄毎の絶乾坪量(BD)に対するセルロース重量(CW)の比率(α)を記憶する記憶手段と,出力VM,VC,VRと検量線を用いて水分量(MW)及びセルロース量(CW)を演算するとともに,CW・1/α の式により絶乾坪量を,MW/(BD+MW) の式により水分率を,BD+MW の式により坪量を演算する。
請求項(抜粋):
紙に含まれる水分量を赤外線の吸収を利用して測定する赤外線センサにおいて,a.水分によって吸収を受ける第1の波長域の赤外線と,セルロ-スによって吸収を受ける第2の波長域の赤外線と,水分及びセルロ-スのいずれによっても吸収を受けない第3の波長域の赤外線とを前記紙に照射する手段と,b.前記紙で透過・散乱された光から前記第1の波長域の赤外線と,前記第2の波長域の赤外線と,前記第3の赤外線とを検出し,これら赤外線の強さに対応した出力VM,VC,VRを夫々発生する検出手段と,c.予め測定した複数の紙の銘柄のセルロース量とセンサー出力の関係(セルロースの検量線),前記銘柄毎の水分量とセンサー出力の関係(水分の検量線)及び前記銘柄毎の絶乾坪量(BD’)に対するセルロース重量(CW’)の比率(α)を記憶する記憶手段と,前記出力VM,VC,VRと前記検量線を用いて水分量(MW)及びセルロース量(CW)を演算するとともに,CW・1/α の式により絶乾坪量(BD)を,MW/(BD+MW) の式により水分率(MP)を,BD+MW の式により坪量(BW)の少なくとも一つを演算する演算手段を備えたことを特徴とする赤外線センサ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特表昭61-500931
  • 特開昭62-257494
  • 赤外線水分計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-282726   出願人:横河電機株式会社

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