特許
J-GLOBAL ID:200903032384750529

曖昧性除去可能な日本語文生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202338
公開番号(公開出願番号):特開平7-056923
出願日: 1993年08月16日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 計算機上で曖昧性のない日本語文を生成する日本語文生成装置。【構成】 構文チェック装置3が用言を含む単位文が用言に与えられた文構造情報の規定に合致している正規単位文であるか否か判定し、合致していない場合には、正規単位文になるように修正を促すとともに、文結合子を検出し、文結合子によって結合されている2つの単位文が、前記文結合子に与えられている文構造に関する規則に基づく正規構造をしているか否か判断し、正規構造をしていない場合には、正規構造になるように修正を促す。意味チェック装置5は、用語辞書記憶装置4に規定される概念情報を用いて、入力された日本語原文の各単語の修飾関係を計算機上で規定される範囲まで詳細化する。日本語文生成装置6は、構文チェック装置および意味チェック装置の処理結果を統合して、計算機上において一意に解釈される正規な日本語文を構成する。
請求項(抜粋):
入力される日本語原文から曖昧性を除去し所望の日本語文を会話形式で生成する日本語文生成装置であって、各単語をそれぞれ見出し語として記憶し、各見出し語には各見出し語がそれぞれ具備する計算機上における属性と、各見出し語に対する上位概念および下位概念に相当する他の見出し語に関する概念情報とが与えられ、さらに各見出し語がそれぞれ用言である場合には、前記用言が用いられる単位文の文構造を規定する規則である文構造情報が与えられている用語辞書記憶部と、入力された日本語原文から前記用言を検出し、前記用言を含む単位文が前記用言に与えられた文構造情報の規定に合致している正規単位文であるか否か判定し、合致していない場合には、その旨を表示器に表示して正規単位文になるように修正を促す第1の構文チェック手段と、入力された日本語原文から文結合子を検出し、文結合子によって結合されている2つの単位文が、前記文結合子毎に予め与えられている文結合規則に基づく正規構造をしているか否か判断し、正規構造をしていない場合には、その旨を表示器に表示して正規構造になるように修正を促す第2の構文チェック手段と、第1,第2の構文チェック手段が処理した日本語原文中で他の語を修飾していない単語について、前記単語を見出し語として前記用語辞書記憶部より前記見出し語の下位概念を表す単語を読み出し、読み出した単語から1つが選択されると、選択された単語を保持するとともに選択された単語を見出し語としてさらに下位概念を表す単語を前記用語辞書記憶部より読み出すことを下位概念を持たない単語が選択されるまで繰り返す第1の意味チェック手段と、第1,第2の構文チェック手段が処理した日本語原文中で他の語から修飾されていない単語について、前記単語を見出し語として前記用語辞書記憶部より前記見出し語の上位概念を表す単語を読み出し、読み出した単語から1つが選択されると、選択された単語を保持するとともに選択された単語を見出し語としてさらに上位概念を表す単語を前記用語辞書記憶部より読み出すことを上位概念を持たない単語が選択されるまで繰り返す第2の意味チェック手段と、入力された日本語原文の文構造に対して前記第1,第2の構文チェック手段により正規化され、さらに入力された日本語原文の修飾語、被修飾語を持たない各単語に対して前記第1および第2の意味チェック手段により抽出され保持された単語が付加された文から、計算機で認識可能な日本語文の形式を構成する日本語文構成手段とを有する日本語文生成装置。
IPC (3件):
G06F 17/27 ,  G06F 17/22 ,  G06F 17/24
FI (4件):
G06F 15/38 J ,  G06F 15/20 514 U ,  G06F 15/20 550 E ,  G06F 15/20 554 M

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