特許
J-GLOBAL ID:200903032385324647

ブレーキ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-278068
公開番号(公開出願番号):特開平5-116617
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】アンチロック制動解除後に十分な減速度を確保することができるとともに、車体挙動の変化を有効に阻止して円滑な制動を可能にする。【構成】車輪速度または車体速度が閾値速度(Vs)よりも小さくなった時点でアンチロック制動が解除された後、アウトレットバルブ80の閉弁状態でインレットバルブ78の開弁と閉弁とが所定時間間隔でかつ繰り返し行われる。このインレットバルブ78の開弁によりキャリパ圧C/Cが増加する一方、インレットバルブ78の閉弁によりキャリパ圧C/Cがその圧力のまま一定時間だけ保持される。従って、インレットバルブ78の開弁と閉弁とを繰り返し行うことにより、エキスパンダピストン60がカットバルブ58側に断続的に移動してキャリパ圧C/Cが、マスタシリンダ側の圧力M/Cに向かって徐々に昇圧される。
請求項(抜粋):
モジュレータを構成するエキスパンダピストンを変位させてカットバルブを閉弁させることにより、車輪に制動力を付与するためのキャリパシリンダに供給されるブレーキ液圧を、ブレーキ操作によってマスタシリンダに発生する液圧力よりも減圧させてアンチロック制動を行う過程と、前記車輪の回転速度または車体速度が所定の速度以下になった時に、前記アンチロック制動を解除する過程と、前記アンチロック制動解除後に、前記キャリパシリンダに供給されるブレーキ液圧を前記マスタシリンダに発生する液圧力に向かって徐々に昇圧させる過程とを備えることを特徴とするブレーキ制御方法。
IPC (3件):
B60T 8/64 ,  B60T 8/40 ,  B60T 15/36
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-078380
  • 特開平3-159851

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