特許
J-GLOBAL ID:200903032388284476

液晶表示装置用観察者側電極板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上田 章三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241859
公開番号(公開出願番号):特開平7-098446
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 製造工程が簡単でしかも外光光源の位置に関わりなく視野角が広い画面表示を可能にする反射型アクティブマトリクス液晶表示装置の観察者側電極板を提供すること。【構成】 この観察者側電極板は、ガラス基板11と、この上に設けられた光散乱層12と、この光散乱層12を被覆して設けられた透明電極13とを備え、かつ、光散乱層12が透明樹脂とこれに分散されその屈折率が異なる微粒子とで主成分が構成されている。そしてこの観察者側電極板に入射した外光は、光散乱層で散乱され、観察者側電極板に対向して配置された背面電極板で反射された後、再度光散乱層で散乱されて出射されるためその視野角を拡大することが可能となる。従って背面電極板に光散乱処理を施す必要がないため、反射型液晶表示装置の製造工程が簡略化されその生産効率と収率が著しく向上する。
請求項(抜粋):
矩形状の各画素に対応した複数の電極が基板の画面表示領域内にパターン状に設けられた光反射性背面電極板と、この背面電極板に対向して配置されかつ透明基板の上記画面表示領域に対応する部位に一様に設けられた透明電極を有する観察者側電極板と、これ等の電極板間に封入された液晶物質とを備え、この液晶物質に対し画素毎に電圧を印加して画面表示する液晶表示装置用の上記観察者側電極板において、上記透明基板に、透明樹脂とこの透明樹脂中に分散されかつこの透明樹脂と屈折率が異なる微粒子とを主成分とする光散乱層を設けたことを特徴とする液晶表示装置用観察者側電極板。
IPC (2件):
G02F 1/1333 ,  G02F 1/13
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-002918
  • 特開平4-308816

前のページに戻る