特許
J-GLOBAL ID:200903032389397630

積層成形体の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214592
公開番号(公開出願番号):特開平11-048274
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 少なくとも二層以上の吸音材を含む積層成形体の成形方法において、吸音材の成形精度を高めることにより、車体パネルへのフィット性を向上させ、遮音性能を高めることを課題とする。【解決手段】 多層構造の吸音材30の素材として複数の熱成形用繊維マットMに高密度繊維マットと低密度繊維マットを設定し、密度差による通気抵抗値の差を利用して低密度繊維マット内に圧縮エアを送り込み、高密度繊維マットを金型80面に押し付けて、金型80への転写性を高め成形精度を向上させる。
請求項(抜粋):
熱可塑性シート(S)を素材とした遮音材(20)と、少なくとも二層以上の熱成形用繊維マット(M)を素材とした複数層の吸音材(30)とからなる積層成形体の成形方法において、前記二層以上の熱成形用繊維マット(M)のうち、各マットに密度差を設け、高密度マット(M2 )は低密度マット(M1 )の二倍以上の密度に設定し、コールドプレス成形型(70,80)内に、加熱軟化処理した熱可塑性シート(S),熱成形用繊維マット(M)を熱可塑性シート(S)と高密度マット(M2 )の間に低密度マット(M1 )が位置するようにセットし、コールドプレス成形型(70,80)内で所要形状にプレス成形するとともに、一方側の成形型(80)の型面からその先端が突出するように配設され、低密度マット(M1 )内に食い込んでいるブロー用パイプ(82)を通じて圧縮エアを吹き付け、熱成形用繊維マット(M)を強制冷却するとともに、熱可塑性シート(S)を他方側の成形型(70)の型面に押し付ける一方、高密度マット(M2 )を一方側の成形型(80)の型面に押し付けて成形を補助することを特徴とする積層成形体の成形方法。
IPC (6件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/34 ,  B29C 43/36 ,  B29C 43/56 ,  B29K105:06 ,  B29L 31:58
FI (4件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/34 ,  B29C 43/36 ,  B29C 43/56

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