特許
J-GLOBAL ID:200903032393360512
コーティング部材の保守管理支援システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-023153
公開番号(公開出願番号):特開2001-215176
出願日: 2000年01月31日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】高温の燃焼ガスに曝されるガスタービン翼等における耐食、耐酸化、耐熱コーティング皮膜の表面に発生するき裂間隔を計測し、ガスタービン翼の補修または交換時期を非破壊的に的確に判定する。【解決手段】き裂間隔計測部101と、ひずみ範囲推定手段102aと、プラント等の起動・停止運転回数を算出するき裂発生起動・停止運転回数算出手段102bと、き裂深さ予測手段102cとを有するコーティングき裂進展診断部102と、き裂進展予測手段103aと、高温中の使用に伴う析出物厚さを推定する析出物厚さ推定手段103bと、析出物厚さに基づいてコーティング皮膜の補修の判定の可否を行なうコーティング皮膜補修可否判定手段103cとを有するコーティング補修時期診断部とを備える。
請求項(抜粋):
耐食性、耐酸化性および遮熱性向上のためのコーティング皮膜を形成したプラント部材等のコーティング部材を対象とし、そのコーティング皮膜の表面に発生したき裂に基づく補修等に関する支援を行うコーティング部材の保守管理支援システムであって、(A)前記コーティング部材のコーティング皮膜表面に発生したき裂の間隔をき裂間隔計測手段によって計測するとともに、このき裂間隔の計測データをき裂間隔記憶手段に記憶保持させるき裂間隔計測部と、(B)前記コーティング部材に応力によって発生するき裂の間隔とひずみ範囲との関係を予め知識データとして求めておき、この知識データを使用して前記計測データのき裂間隔に対応するき裂発生部位のひずみ範囲を推定するひずみ範囲推定手段と、この推定したひずみ範囲を基に前記コーティング皮膜の表面へのき裂発生に要したプラント等の起動・停止運転回数を算出するき裂発生起動・停止運転回数算出手段と、前記コーティング皮膜における深さ方向のき裂進展特性を用いてき裂発生後の起動・停止運転回数に伴うき裂深さを算出するき裂深さ予測手段とを有するコーティングき裂進展診断部と、(C)このコーティングき裂進展診断部によって算出したき裂深さと前記コーティング皮膜の残存厚さとを比較し、前記コーティングき裂診断部において算出したき裂深さに対して前記コーティング皮膜と前記コーティング部材の基材との界面にき裂が達するプラントの起動・停止回数を算出するき裂進展予測手段と、高温中の使用に伴う析出物厚さを推定する析出物厚さ推定手段と、前記析出物厚さに基づいて前記コーティング皮膜の補修の判定の可否を行なうコーティング皮膜補修可否判定手段とを有し、前記プラント等の運転に伴う前記コーティング部材のき裂深さおよび析出物厚さを推定し、リコーティング実施の指示を行うまでの起動・停止運転回数の出力その他のコーティング皮膜の保守管理指針を与えるコーティング補修時期診断部と、を備えたことを特徴とするコーティング部材の保守管理支援システム。
IPC (2件):
FI (2件):
G01M 19/00 Z
, F02C 7/00 D
Fターム (12件):
2G024AD06
, 2G024AD18
, 2G024AD33
, 2G024BA12
, 2G024BA21
, 2G024CA02
, 2G024CA04
, 2G024DA01
, 2G024DA16
, 2G024FA06
, 2G024FA13
, 2G024FA17
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