特許

J-GLOBAL ID：200903032395390605

サーマルヘッド装置

発明者： 宇賀 健司
出願人/特許権者： 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-085515
公開番号（公開出願番号）：特開平9-277580
出願日： 1996年04月08日
公開日（公表日）： 1997年10月28日
要約：

【要約】【課題】 発熱素子を均一に加熱する手段を備えたサーマルヘッド装置を提供。【解決手段】 ヘッド2の上端及び下端の発熱素子21,28を制御する制御信号61,68が制御手段から送出されない時に、プリヒート信号71,78によって第2トランジスタ41B,48Bを制御し、ヘッド2の上端及び下端の発熱素子21,28へ弱電流の通電を行なうことで余熱する。この時の発熱素子21,28の温度をインクの溶融温度以下に保つために、抵抗41A,41Bによって電流を制限し、発熱量を押さえて発熱素子21,28に余熱を加えることで、ヘッド2の中央部の発熱素子22,23,〜27との蓄熱特性の差を補い印刷ムラを軽減する。

請求項（抜粋）：

複数の発熱素子を垂直方向に配置したヘッドと、このヘッドに配置した複数の発熱素子へ駆動電力を供給する電源と、入力された印刷を行なう制御信号を受信して送出し、この制御信号が受信されない時にプリヒート信号を上記ヘッドの上端及び下端の発熱素子のみに送出する制御手段と、この制御手段から送出された上記制御信号により、上記発熱素子へ上記駆動電力を各々送出して熱転写する複数のヘッドドライバと、上記制御手段から送出された上記プリヒート信号により、上記ヘッドドライバの熱転写温度より低い温度となる上記駆動電力を各々送出して余熱する上端及び下端プリヒートドライバとで構成されたことを特徴とするサーマルヘッド装置。