特許
J-GLOBAL ID:200903032400036416

工作機械及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅井 章弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-246450
公開番号(公開出願番号):特開平7-075937
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 ニューラルネットワークを用いて熱変位量を補正することにより高い加工精度を確保することができる工作機械を提供する。【構成】 工具2と被加工物4とを相対的に移動させて加工を行う工作機械において、機械部の各要素部分に配置した温度センサ30A〜30Hからの温度情報を温度記憶手段40に記憶し、また、この時の各軸の熱変位量を熱変位量記憶手段48に記憶する。そして、熱変位量推論手段42は、上記温度記憶手段からの温度情報を入力し、且つ熱変位量記憶手段から熱変位量を教師信号として入力し、ニューラルネットワークにて学習を行って関数を同定する。次に、実際の制御時には、温度センサからの温度情報に基づいて上記推論手段は機械部の熱変位量推論値を求め、補正値演算部52はこの上記推論値に基づいて各軸の熱変位量の補正値を求める。更に、数値制御部44は、この補正値に基づいて各軸の移動量を補正し、各軸の軸駆動を制御する。
請求項(抜粋):
工具と被加工物とを相対的に軸駆動により移動させて前記被加工物を所望の形状に加工する際に機械部の温度変化による熱変位量を補正して軸制御を行う工作機械において、前記機械部の各要素部分に配置された温度センサと、前記温度センサからの温度情報を記録する温度記憶手段と、前記温度情報を得た時の前記各軸の熱変位量を記憶する熱変位量記憶手段と、前記温度記憶手段から温度情報を入力して前記熱変位量記憶手段から熱変位量を教師信号として入力して学習を行うと共に実際の軸制御時には前記温度センサからの温度情報に基づいて機械部の熱変位量推論値を求める熱変位量推論手段と、この熱変位量推論手段からの出力に基づいて上記各軸の熱変位量の補正値を演算する補正値演算部と、この演算部からの熱変位量補正値に基づいて補正された移動量により軸駆動を制御する数値制御部とを備えるように構成したことを特徴とする工作機械。
IPC (2件):
B23Q 15/18 ,  B23H 7/26

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