特許
J-GLOBAL ID:200903032401447550

ファイルシステム管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-332270
公開番号(公開出願番号):特開平5-165685
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】コンピュータネットワークのファイルシステム管理装置に関し、ファイルの管理をネットワーク全体で統括することを目的とする。【構成】コンピュータシステムの各記憶装置上にはユーザ毎にアクセスできるファイル領域が設定され、そのファイル領域内には複数のファイルデータを登録することができる。保存条件設定部1はファイルデータの保存期間を各ファイル領域について設定し保持する。ファイル使用状態監視処理部2は各ファイルデータの最新のアクセス日時を対応するコンピュータシステムに定期的に問い合わせる。データ保存条件照合処理部3は各ファイルデータの最新のアクセス日時から現在までの経過時間を求め、経過時間が保存期間を越えているとき、当該ファイルデータを消去するデータとして選定する。消去命令発生処理部4は消去するデータとして選定されたファイルデータを消去させる命令を対応するコンピュータシステムに発呼する。
請求項(抜粋):
各記憶装置上にユーザ毎にアクセスできるファイル領域が設定された複数のコンピュータシステム間を通信回線を介して接続し、任意のコンピュータシステムの記憶装置上の当該ユーザのファイル領域に登録された任意のファイルデータを、任意のコンピュータシステムからアクセスするようにしたコンピュータネットワークシステムにおいて、各記憶装置上の各ファイル領域内に登録されるファイルデータの保存期間を各ファイル領域について設定し、その設定したデータ保存期間を保持する保存条件設定部(1)と、各ファイル領域における各ファイルデータの最新のアクセス日時をそれぞれ対応するコンピュータシステムに定期的に問い合わせ、各コンピュータシステムからの応答を受けるファイル使用状態監視処理部(2)と、ファイル使用状態監視処理部(2)が受けた各ファイルデータの最新のアクセス日時から現在までの経過時間を求め、その求めた経過時間と保存条件設定部(1)に設定された各ファイル領域のデータ保存期間とを照合し、各ファイルデータについて求めた経過時間がその保存期間を越えているとき、当該ファイルデータを消去するデータとして選定するデータ保存条件照合処理部(3)と、データ保存条件照合処理部(3)により選定されたファイルデータを消去させる命令を対応するコンピュータシステムに発信する消去命令発生処理部(4)とを備えることを特徴とするファイルシステム管理装置。

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