特許
J-GLOBAL ID:200903032402048675

エンジンの吸気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128507
公開番号(公開出願番号):特開平7-305632
出願日: 1984年02月10日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 1気筒当り2個の吸気弁を備えたエンジンにおいて所定エンジン回転数で吸気圧力波を利用してエンジン出力を高めるとともに、タイミング可変手段を用いて上記所定エンジン回転数より高回転側でのエンジン出力を確保し、しかも、上記タイミング可変手段の作動頻度を少なくして信頼性を高める。【構成】 所定エンジン回転数で吸気圧力波の利用によりエンジントルクがピークとなるように吸気通路の長さおよび断面積と吸気弁の基本閉弁タイミングとを設定して、所定エンジン回転数までは第1,第2の両吸気弁13,14の閉弁タイミングを上記基本閉弁タイミングに保ち、上記所定エンジン回転数以上の領域ではタイミング可変手段30の作動によって吸気弁14の閉弁タイミングが高回転側で相対的に遅くなるようにする。また、このようなエンジン回転数に応じたタイミング可変手段30の作動を所定負荷以上の高負荷領域でのみ行う。
請求項(抜粋):
所定エンジン回転数で吸気圧力波の利用によりエンジントルクがピークとなるように吸気通路の長さおよび断面積と吸気弁の基本閉弁タイミングとが設定されている吸気通路を備えたエンジンの吸気装置であって、1気筒当り2個の吸気弁と、この両吸気弁のうちの少なくとも一方の吸気弁の少なくとも閉弁タイミングを変更可能にするタイミング可変手段と、上記所定回転数までの低回転側の領域では上記両吸気弁の閉弁タイミングを上記基本閉弁タイミングにて一定とし、上記所定エンジン回転数以上の領域では少なくとも一方の吸気弁の閉弁タイミングが高回転側で相対的に遅くなるようにエンジン回転数に応じて上記タイミング可変手段を作動する制御手段と、この制御手段によるエンジン回転数に応じたタイミング可変手段の作動を所定負荷以上の領域においてのみ行わせる作動制限手段とを設けたことを特徴とするエンジンの吸気装置。
IPC (4件):
F02B 29/08 ,  F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 ,  F02D 13/02

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