特許
J-GLOBAL ID:200903032424075200

吸収式冷凍装置の吸収液ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-011671
公開番号(公開出願番号):特開平10-205495
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 小型、軽量で流量が少なくても吐出圧が高くでき、長期に亙って気密性を確保できる吸収式冷凍装置の吸収液ポンプの提供。【解決手段】 吸収液ポンプ210のケーシングを、インペラ211を収納するインペラ室を形成する樹脂製の内部ケーシング240、250と、板金製の外側ケーシング220、230との二重構造ケーシングとし、内部ケーシング240、250によりインペラ室を精度よく形成し、外側ケーシング220、230を溶接により接合することにより外部に対する気密性を確保する。内部ケーシングと外側ケーシングとは複数のリブ246、247により局部接触させて、内部ケーシングと外側ケーシングとの間に、吸収液が移動する間隔を設け、すきま腐食を防止する。Oリング217により、吐出口232と流入口221との連通を絶ち、吐出能力の低下を防ぐ。
請求項(抜粋):
冷媒を含む吸収液を加熱して該吸収液から冷媒蒸気を分離させる再生器と、該再生器によって分離した前記冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器と、該凝縮器で凝縮した冷媒を低圧下で蒸発させる蒸発器と、該蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を前記再生器から供給される吸収液に吸収させる吸収器とから吸収サイクルを形成した吸収式冷凍装置で、前記吸収器から前記再生器へ吸収液を戻す吸収液ポンプにおいて、前記吸収液ポンプのケーシングを、インペラを収容するインペラ室を形成するための樹脂製ケーシングと、該樹脂製ケーシングを内包し前記吸収サイクルにおける気密性を確保するための板金製ケーシングとからなる二重構造ケーシングとしたことを特徴とする吸収式冷凍装置の吸収液ポンプ。
IPC (3件):
F04D 29/42 ,  F04D 29/08 ,  F25B 41/00
FI (3件):
F04D 29/42 F ,  F04D 29/08 B ,  F25B 41/00 N

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