特許
J-GLOBAL ID:200903032424551850

ループ型ローカルエリアネットワーク暗号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-142520
公開番号(公開出願番号):特開平5-336136
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 ローカルエリアネットワークに関し、伝送路上のパケットの機密性を高めることを目的とする。【構成】 ローカルエリアネットワークを形成する伝送路上の全ノードが、独自のPNパターンからなる前記のPNパターン発生部103 とスクランブル部104 とを有し、送信側ノードからの送信パケットが受信側ノードに到着するまでに通過した他ノードが送信パケットに対して順次にスクランブルを行い、当該スクランブルの多重を行うことにより送信パケットの機密性を保持するように構成する。
請求項(抜粋):
ローカルエリアネットワークでループ型の伝送路を形成し、該伝送路上を周回する制御用ビットとデータ領域により構成した複数個の固定長のパケットでノード間の通信を行うものにおいて、送信パケットにスクランブルを行うための全ノード共通のPNパターンを発生するPNパターン発生部(101) と、該PNパターン発生部(101) から入力したPNパターンをもとに送信パケットにスクランブルを行うスクランブル部(102) と、前記伝送路側への送信パケットにスクランブルを行うために、各ノード独自のPNパターンを発生するPNパターン発生部(103) と、該PNパターン発生部(103) から入力したPNパターンをもとに送信パケットにスクランブルを行うスクランブル部(104) と、前記伝送路側からの受信パケットにデスクランブルを行うために、前記PNパターン発生部(101) と同一のPNパターンを発生するPNパターン発生部(105)と、該PNパターン発生部(105) から入力したPNパターンをもとに受信パケットにデスクランブルを行うデスクランブル部(106) と、前記伝送路上の全ノードが独自に持つPNパターンに対応した全てのPNパターンを発生するPNパターン発生部(107) と、該PNパターン発生部(107) から入力したPNパターンをもとに受信パケットにデスクランブルを行うデスクランブル部(108) と、前記伝送路上のパケットの制御用ビット中のパケットの送信先を示す宛先アドレスと、該伝送路上のパケットの制御用ビット中のパケットの送信元を示す送信元アドレスとを検出するパケットヘッダ検出部(109) と、該パケットヘッダ検出部(109) で検出した送信元アドレスにより送信元ノードを認識し、前記PNパターン発生部(107) が出力するPNパターンの中から必要なPNパターンを選択してデスクランブル部(108) に加えるPNパターン選択部(110) と、前記パケットヘッダ検出部(109) で検出された宛先アドレスにより自ノード宛のパケットか否かを判断し、自ノード宛のパケットでなければ前記伝送路上に前記スクランブル部(102) からのパケットを受信パケットに切り替えて送信するパケットデータセレクト部(111) とを設け、前記伝送路上の全ノードが、独自のPNパターンからなる前記のPNパターン発生部(103) とスクランブル部(104) とを有し、送信側ノードからの送信パケットが受信側ノードに到着するまでに通過した他ノードが送信パケットに対して順次にスクランブルを行い、当該スクランブルの多重を行うことにより送信パケットの機密性を保持するようにしたことを特徴とするループ型ローカルエリアネットワーク暗号化装置。
IPC (3件):
H04L 12/42 ,  H04L 9/18 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04L 11/00 330 ,  H04L 9/02 B

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