特許
J-GLOBAL ID:200903032425317215

アンテナの送受切換用RFスイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217719
公開番号(公開出願番号):特開平7-074604
出願日: 1993年09月01日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 回路構成を大型化することなくスイッチング素子で発生する信号歪みを低減する。【構成】 RFスイッチ1はFET21とコイルL1との並列回路からなる送信側の第1スイッチ回路S1とFET22、コイルL2及びコンデンサC1の直並列回路からなる受信側の第2スイッチ回路S2とから構成され、同一周波数で送受信される無線通信機とアンテナ2との接続を送受に応じて切り換える。FET21,22はVG端子から入力されるパルス列信号により同位相でオン・オフ駆動され、FET21,22がオン状態のとき、第2スイッチ回路S2は等価的に通信周波数で並列共振するコンデンサC1とコイルL2及び内部インダクタンスL4の直列回路との並列共振回路となり、送信信号及び受信信号のRx端子への伝送が阻止されて送信期間となる。送信期間ではFET21,22が共にオン状態となり、該FET21,22で発生する信号歪みが低減される。
請求項(抜粋):
アンテナ端子に対して、送信周波信号が入力される入力端子及び該送信周波信号と同一周波数からなる受信周波信号が出力される出力端子間にそれぞれ介設される第1,第2スイッチ回路からなり、切換制御手段からの制御信号によって、上記第1スイッチ回路と第2スイッチ回路とが交互に導通、遮断状態に切換制御されるアンテナの送受切換用RFスイッチにおいて、上記第1スイッチ回路は、第1スイッチング素子を有し、上記制御信号により該第1スイッチング素子がオンのとき、導通状態にされ、一方、上記第1スイッチング素子がオフのとき、遮断状態にされ、上記第2スイッチ回路は、スイッチング素子とコイルとの直列回路にコンデンサを並列接続してなり、上記第1スイッチング素子がオフのとき、第2スイッチング素子がオフになって該第2スイッチング素子の内部キャパシタンスと上記コイルとが受信周波数帯に対して直列共振し、一方、上記第1スイッチング素子がオンのとき、第2スイッチング素子がオンして該第2スイッチング素子の内部インダクタンスと上記コンデンサとが受信周波数帯において並列共振するようになされたことを特徴とするアンテナの送受切換用RFスイッチ。
IPC (4件):
H03K 17/06 ,  H01P 1/15 ,  H03K 17/00 ,  H03K 17/693

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