特許
J-GLOBAL ID:200903032434758771

電気信管

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-297687
公開番号(公開出願番号):特開2001-116500
出願日: 1999年10月20日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 弾薬内に装着でき、発射のガス圧と加速度とで信管を安全解除し、ガス圧により圧電素子で発電し、発射ガスの影響を受けない構造とし、低い弾着角度でも作動する、小型・軽量で安全性・信頼性の高い電気信管を得る。【解決手段】 発射のガス圧をガス圧流入部19で受け、圧電素子16で発電し、電子回路部20でコンデンサに蓄電し、ガス受け溝32のガス圧でトリガ機構6によりガス圧ピン29を押上げ、ロータ11を止めるボールを外し、略同時に発射加速度で後退ピン機構13が作動し、ボール14を外す。時計機構5により所定時間後ロータが回転し、弾着の減加速度でボール22が動き、弾着スイッチ21が作動する。これにより、コンデンサの電荷が弾着スイッチから接触ピン26のピン端子27を通る電気回路を介して電気起爆筒に通電し、起爆する。外的要因で電気回路が形成されない場合、トリガ機構の作動で自爆機構が作動し、電気起爆筒を起爆する。
請求項(抜粋):
ロータおよび電気起爆筒からなり、電気起爆筒の起爆筒端子が接触ピンに接触する位置にロータを回転させるロータ機構と、弾薬発射時の火薬燃焼ガス圧で作動し、ガス圧ピンを押上げ、前記ロータの安全を解除し回転可能にするトリガ機構と、弾薬発射時の加速度で作動し前記ロータの安全を解除し回転可能にする後退ピン機構と、前記トリガ機構と後退ピン機構とが作動することによりロータを安全解除し、ロータと連携して調速機能を持ち、所定時間を計時する時計機構と、弾薬の弾着にて作動する弾着スイッチと、弾薬発射時の火薬燃焼ガス圧により発電するガス圧発電機構と、ガス圧発電機構からの電気エネルギをコンデンサに蓄電するための電子回路部と、前記トリガ機構の作動にて所定時間後に前記電気起爆筒を起爆させる自爆機構とを設けてなり、前記ロータの回転により接点回路を形成し、かつ弾着スイッチの作動により、前記コンデンサから前記接触ピンおよび起爆筒端子を介して前記電気起爆筒に電気エネルギを供給するための電気回路を形成し、電気起爆筒を起爆させ、かつ、外的要因で前記電気回路が形成されない場合に前記自爆機構により前記電気起爆筒を起爆させるようにした電気信管。
IPC (2件):
F42C 11/00 ,  F42C 15/196
FI (2件):
F42C 11/00 ,  F42C 15/196

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