特許
J-GLOBAL ID:200903032435407620

固体状物質中の金属固定化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細井 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-224643
公開番号(公開出願番号):特開平5-050055
出願日: 1991年08月09日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 廃棄物焼却場等で生じる焼却灰、鉱山から排出される鉱滓、汚染が進んだ土壌、廃水処理に用いられる汚泥等の固体状物質中に存在する金属が、雨水や海水によって固体状物質中から溶出しないように固定化する。【構成】 固体状物質に、分子量500以下のポリアミンに少なくとも1個のジチオカルボキシ基又はその塩をN-置換基として導入したポリアミン誘導体と、平均分子量5000以上のポリエチレンイミンに少なくとも1個のジチオカルボキシ基又はその塩をN-置換基として導入したポリエチレンイミン誘導体とからなる金属捕集剤と、硫化ナトリウム類とを添加し、これらの固体状物質中に存在する金属が溶出しないように固定化する。
請求項(抜粋):
分子量500以下のポリアミン1分子当たりに対し、少なくとも1個のジチオカルボキシ基またはその塩を、上記ポリアミンの活性水素と置換したN-置換基として有するポリアミン誘導体と、平均分子量5000以上のポリエチレンイミン1分子当たり、少なくとも1個のジチオカルボキシ基又はその塩を、上記ポリエチレンイミンの活性水素と置換したN-置換基として有するポリエチレンイミン誘導体とからなる金属捕集剤と、一硫化ナトリウム、ポリ硫化ナトリウム、硫化水素ナトリウムよりなる硫化ナトリウム類、トリメルカプトトリアジン又はその塩類から選ばれた少なくとも一種とを固体状物質に添加して固体状物質中に存在する金属を固定化することを特徴とする固体状物質中の金属固定化方法。
IPC (4件):
B09B 3/00 304 ,  B09B 3/00 ,  C02F 11/00 ,  C09K 3/00 108
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-099679
  • 特開昭64-090083
  • 特開昭49-099978
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