特許
J-GLOBAL ID:200903032446177952

インクジェット式記録ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-029414
公開番号(公開出願番号):特開平10-305578
出願日: 1998年02月12日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 記録ヘッドを構成する材料の熱膨張特性の相違による記録ヘッドの歪みと、膜形成技術により形成された圧電振動子の湿気等の外部環境の変化に起因する動作不良を同時に解消したインクジェット式記録ヘッドを提供すること。【解決手段】 ノズル開口に連通する圧力発生室の一部を構成して少なくとも上面が下電極として作用する振動板と、該振動板の表面に形成された圧電体膜及び該圧電体膜の表面に形成された上電極からなり且つ前記圧力発生室に対向する領域に形成された圧電体能動部とからなる圧電振動子を備えるインクジェット式記録ヘッドにおいて、前記圧電体膜14側に接合され、その運動を阻害しない程度の空間21を確保した状態で当該空間21を密封するキャップ部材20を具備し、このキャップ部材20の前記空間21に乾燥した流体を封入することにより圧電体能動部が外部と遮断され、外部環境に起因する動作不良が防止される。
請求項(抜粋):
ノズル開口に連通する圧力発生室の一部を構成して少なくとも上面が下電極として作用する振動板と、該振動板の表面に形成された圧電体膜及び該圧電体膜の表面に形成された上電極からなり且つ前記圧力発生室に対向する領域に形成された圧電体能動部とからなる圧電振動子を備える流路形成基板を具備するインクジェット式記録ヘッドにおいて、前記流路形成基板の前記圧電体膜側に接合され、その運動を阻害しない程度の空間を確保した状態で当該空間を密封するキャップ部材を具備し、このキャップ部材の前記空間に乾燥した流体を封入してなることを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
引用特許:
審査官引用 (13件)
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